なぜ企業や行政は、問題が発生した時に、後手に回るのか?
失敗して後悔する本当の原因
とは?
ビジネスパーソンの皆さんへ、こんな経験はありませんか?
「計画づくりが本当に苦手で困っています」
「取引先に迷惑を掛けて、上司から厳しい指導がありました」
「あと数件の契約が取れていたら、昇進できていたかもしれない」
「あのタイミングで他の方法に気づけていたら、結果は違ったのに」
「なんで防げなかったのだろう、あの時に戻ってやり直したい」
もしも、「タイムスリップマネジメント」を身につけていたら、おそらく後悔しなくて済んでいたかもしれません。
実は、失敗して、後悔するのは、本人のせいとは限らないのです。
日ごろから企業や行政、個人的にも当たり前のように使っている、
PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)などのマネジメントサイクルに、盲点が生じていることが・・・
根本的な原因ともいえます。
もしかして、失敗を防げないのは、マネジメントサイクルの問題では?
大学で私は、行政や企業で働くことを目指す
学生を中心に、行政学を教えていています。
研究分野として主に、マネジメントサイクル、
イノベーション組織、地方自治制度などを研究するとともに、
依頼を受けてタイムスリップマネジメントの
講演会にも出掛けることがあります。
(講演会やワークショップは、小学校・高校・大学・社会人・シニア層を対象に展開中です)
テレビやWebのニュースを日頃から見ていて、
企業や行政が、仕事のトラブル、不祥事、災害、事故、感染症の拡大などで失敗を防げず、
なぜ、後手にばかりまわるのか・・・
私は不思議に思っていました。
しかも繰り返し聞かれる言葉、それは・・・
「今回は、想定外でした」。
想定外などという、理由にならない言い訳はいらないので、しっかり想定してほしいと私は思います。
そしてひらめいたのです。
もしかして、失敗を防げないのは、使っている
マネジメントサイクルに問題があるのではないかと?
研究を進めて明らかになったマネジメントサイクルの盲点と機能不全
疑問に思った私が研究を進めいくと、
既存のPDCAサイクルや
OODAループなどのマネジメントサイクルには
盲点が生じていて、
時代に適合できずに、機能不全を起こしていることが明らかになりました・・・。
ビジネスパーソンをはじめ、多くの人は
そのことにまったく気づかずに、
慣れ親しんだマネジメントサイクルを
使い続けているのです。
なぜなのか?
ビジネスパーソンの多くは、
職場の同僚や上司からOJT
(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を
受けて、計画、実行、評価、改善のPDCA
サイクルを知らず知らずのうちに
身につけていることが多いからです。
では、どうしたら失敗を防ぐことができるのでしょうか?
本書で紹介するタイムスリップマネジメントを使いこなし、タイムスリップをして未来へ行く必要があります。
そして、失敗が起こる前に、未来を変えましょう!
次回は・・・。
今回は、「なぜ、企業や行政は、問題が
発生した時に、後手に回るのか」を
テーマにお届しました。
いかがでしたでしょうか。
次回は、執筆裏話(執筆編)を
お伝えしたいと思います。
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