【RWC振り返り】嵐のあとに咲いた大輪の花。(後編)20201013
こんばんは!コダカです。
1年前に開催されたラグビーワールドカップを超個人的に振り返っています。
今日は昨日の書ききれなかったことを。
日本vsスコットランド
台風19号の上陸が心配される中、中止になると予選グループ敗退が決定してしまうスコットランドは協会最高責任者の言葉として、中止の場合は翌日の開催や開催地の変更を要望。それにたいして大会統括機関のワールドラグビーは大会参加条項へのサインを盾として突っぱねると共に発言に対して罰金を課すことを決定し、互いにやり合っていました。
スコットランドのジレンマを正面切って受け止めて正々堂々決着をつけた伝説の一戦でした。遺恨を残さずにピッチで答えが出せたのは両国にとってとてもよかったと思います。
観客数は予選プールの試合で最高の67666人、ビデオリサーチの調べで平均視聴率は39・2%(関東地区)、最高瞬間は山中選手がタッチキックでボールを外に出し試合終了した午後9時41分の53・7%(引用:読売新聞)
英国「ガーディアン」紙では「2019年の驚異的なスポーツの瞬間」として、この試合を取り上げています。
あの3連続オフロードパスからの稲垣選手の代表戦初トライがたまらないですね。
何度見てもグッときてしまいます。
ジャパンは目標だった決勝トーナメント8強進出。
アイルランド戦が衝撃なら、スコットランド戦はまさに結実でした。
前回ワールドカップの借りを返すとともに、自国開催国の出場チームとしてミッションを達成したこの勝利は、
このワールドカップへの日本の全てが実ったものだったと思います。
同時にこの試合に向けて準備をした関係者、全国のファンゾーン、PV、テレビの前で応援した国民、そして台風の被害でそれどころではなかった多くの人々のために戦い、ラグビー日本代表の勝利が結ばれ大輪の花が咲きました。
これが「ONE TEAM」ではないでしょうか。
試合後のリーチマイケル主将の言葉が物語っています。
「私たちだけの試合ではないと思っていた。僕たちの闘いが、少しでも勇気を与えられたと思う」(引用:朝日新聞デジタル)
今日も最後までありがとうございました。
参考サイト
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。