息子に本を薦める
これまで漫画か図鑑のような本しか読んでいなかった中1の息子が学校の図書館で借りてきた本がよほど面白かったらしく、面白い面白いと一気読みしていました。
↓借りてきていたのは、この『変な家』
息子ももう小説を読んで楽しめる年代になったかと読書好きな筆者からすると感慨深いものがあります。
筆者が小説を読んで楽しいと思えるようになったのもやはり中学生の時だったので、この機会に読書の習慣をつけてほしいと思い、書棚から2作品ピックアップしてプレゼンしてみました。
一つ目は、水野良『ロードス島戦記』
忘れもしません、筆者が始めて最後まで読めたファンタジー小説です。
今でこそラノベから本格的なもの、洋物まで剣と魔法の異世界を舞台とする小説は増えましたが、当時はほとんどなく、最初に読んだ時から世界観に引き込まれ、シリーズの既刊だった2冊はあっという間に読み、新刊の刊行を心待ちにしていました。
ストーリーは王道なのですが、世界観もキャラもしっかり作り込まれており、今読んでも楽しめる作品です。
もう一つは、吉川英治『宮本武蔵』
文章から熱量が伝わってきます。
男の生き様とはこういうものだと思った記憶があります。
『スラムダンク』を描いた井上雄彦先生のもう一つの代表作『バガボンド』の原作でもあります。
紙の本がほしいという方のためにリンクを貼らせていただきますが、今では青空文庫で無料で読むこともできます。
吉川英治先生のほぼすべての本がネットで無料で読めるのは本当にありがたいことです。
筆者が中学時代に夢中になった本といえば他にも、田中芳樹『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』『創竜伝』、宮本武蔵と同じく吉川英治の『三国志』、ミステリ各種などまだまだ「これ面白いよ」と教えてあげたい本はありますが、選択肢が多いと選ぶのも大変なのでそれは追々・・・。
プレゼンして24時間が経過しましたが、未だ読む気配なし。