アスリートファーマーの旅ラン
アスリートファーマーの旅ラン
『旅とランニング』
走り始めると、無性に美しい景色を見てみたい衝動に駆られます。休みの前の日は「この前はあの道を走ったから今回はこの道を走ろう。」とお思いを巡らせながら、ランニングコースを決めて走ります。
誰と競争するでもなし、タイムを気にするでもなし、移りゆく景色を眺めていると心が洗われ新鮮な気持ちななります。人それぞれの走り方がありますが、私はランニングの先の景色を見たくて走ることの喜びがエネルギーとなります。
マラソン大会のエントリー基準は、旅がついていること。マラソンは全国各地で開催されているのでいく先々での出会いがまた楽しくて、楽しくて。毎日のトレーニングの成果の発表とご褒美が年2回の旅ラン。僕にとって妻へ感謝の気持ちでもあります。
私は関西出身なので、大阪マラソンまもちろん、神戸マラソンに京都マラソンを走り、どれも大都市開催です。他に、北海道札幌や石川県和倉、乗鞍高原に軽井沢、広島呉とびしまと走りましたが、50歳から走り始めて、フルマラソンは11回、どれも自分の中では、素晴らしい思い出です。今年はマラソン大会はコロナの影響で全て中止。残念ですが東北地方にプライベート旅ランの行って来ました。ゆっくり景色
を楽しみながらのランニング、格別です。
初マラソンの和倉温泉マラソンの苦しさは想像を超え、よく人生を語る時、人は「人生はマラソンのようだ。」と言いますよね、僕は走っている最中に、何回も何回も怒りが込み上げてきて「マラソンを走ったことのない者が、軽々しく言うな。」とこの苦しみや怒りやマラソンに挑戦した後悔が入り混じり不思議な感覚に襲われました。40キロを過ぎたところで妻が笑顔で迎えてくれた感動は絶対忘れません。私が走っている間、地元の皆さんの振る舞いを堪能していたそうです。
上記写真は、今年の11月宮城県仙台青葉城伊達政宗公とのワンショット
毎回妻は私のサポートをしてくれており、ともに共有できる楽しみを見つけ、これぞ旅ランと言えるのでしょうね。ご当地コースを走った後のご褒美は温泉とお酒。たまりません。
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