July|7月 Spectrum
今月も2024カレンダーをご利用頂いている方向けに、言葉の訳と選んだ意味を紹介していきたいと思います。
カレンダーの詳細についてはこちらをお読みください。
7月のカレンダーの言葉は
"Spectrum"
直訳は
”スペクトル”
訳になってませんね。笑
Googleで調べると、プリズムや光といった単語が出てきます。
当たり前の風景
ふと、いつも写真や映像を撮影している目の前に広がる世界とは何なのかと考える。
目を開けると当たり前に見えてくる景色。
そこからはさまざまな色が目に訴えてくる。
森の緑や海の青は、晴れてる日と雨の日、太陽の角度の違いによっても見える色はまるで違う。
つまり、色とは光なのだ。
スペクトル(spectrum)の語源はラテン語の「見る(specio)」に由来すると言われている。
日常の中でも、その風景をちゃんと”見る(specio)”ことが出来たなら、どんな日常からも感動を得られるのだと思う。
日常とは奇跡の積み重なりだ。
”カレンダーを手にしたあなたへの今月のメッセージ”
目の前の景色を観察してみる
僕は生きている実感が欲しくて、それを追い求めてずっと旅をしてきた。
最初は写真や映像でしか見たことのない景色を実際に見たくて。
ピラミッドやマチュピチュ、アラスカで見るオーロラなど、有名でまだ見た事のない景色は沢山あるけど、これらの景色を見てどれだけ感動するかは、そこまでのプロセスで決まる。
そこには自分だけのストーリーがあって、自分だけの特別なものへと変えてくれる。
つまり、この瞬間を生きている自分自身の”今”から始まっている。
そう考えると、日常がより色鮮やかに見えてくる。
今月の写真について
屋久島は雨が多いことから、虹が良く見られる。
虹とは、光の影響でその瞬間が特別なものに思える分かりやすい例だ。
逆にこの写真は、特別な瞬間とは程遠い、普通の日の普通の時間に、家の近所の海で撮影した。
地味な写真にも思えるが、なんだか気に入っている。
こういう景色も、奇跡のような夕焼けや虹の出た瞬間の景色も、同じレベルで感じたい。そう思って今月はこの写真と言葉を選んだ。
これは主に2024年カレンダーを手にしていただいた方向けの記事になります。
カレンダーには毎月英語で言葉を書いています。
このブログでは、毎月その言葉の意味の訳と、言葉に込めたメッセージを紹介しています。
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