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October|10月 See the root to find yourself

今月も2024カレンダーをご利用頂いている方向けに、言葉の訳と選んだ意味を紹介していきたいと思います。
カレンダーの詳細についてはこちらをお読みください。

10月のカレンダーの言葉は

"See the root to find yourself"

直訳は

"自分を見つけるためには、根っこを見よ”

屋久島に住み始めてから、自然界の事を沢山教えて貰った。
菌のこと、循環のこと、屋久杉がこれほどまでに成長するには、それを支える多くの植物の存在が不可欠なこと。

その中で記憶に残ったのが
「木はその高さと同じだけの深さ(長さ)地中に根を張っている」
ということだ。

目の前に見える巨木は当然目を惹くが、地面の下まで想像したことはその事を知るまで無かった。
この表現は、木そのものだけでなく、様々な比喩として使われている。
例えば経済活動に対してローカル活動(コミュニティ)、仕事で沢山お金を稼いでも、地域と繋がっていなければ成長は止まってしまう。逆に地域活動やボランティア活動だけをしていては、お金が尽きて結局活動は止まってしまうという例である。

魅力的に感じる人には、それを裏付ける過去があるように。
根は英語でRoot(ルート)というが、日本語としても理解出来るほど広く使われる言葉だ。
自分探しをしたければ、自分のルーツ(根っこ)を辿れば何かが必ず見えてくる。逆に自分の過去やルーツを避けるうちは、自分自身と向き合う事はできないのだ。

”カレンダーを手にしたあなたへの今月のメッセージ”

2024年が始まったと思えば、あっという間に10月。
3ヶ月後には年越しだ。
日々目まぐるしく生活していると、体感時間はより凝縮されて、あっという間に時間が過ぎていく。
まだ3ヶ月残っている今だからこそ、今年の初めに掲げた目標を再確認したり、今の自身の現状を見つめ直したり、立ち止まったりするのには良い時期である。
しっかりと根を張ることで、これからもっと大きな木へと成長していけるように。

今月の写真について

屋久島は夜空を見上げると、無数の星が見える。
星景写真を撮り始めたニュージーランドでは見たこともないような天の川に感激したが、実は屋久島もそれに負けないくらい星空が美しい。

山を歩いていた時、看板にこう書かれていた。
「あなたが今立っている土の下には、星と同じ数ほどの菌が生きている」
それを読んだ時、自分から見る上にも下にも広がる壮大な宇宙が想像できて、撮影したのがこの作品だ。


これは主に2024年カレンダーを手にしていただいた方向けの記事になります。
カレンダーには毎月英語で言葉を書いています。
このブログでは、毎月その言葉の意味の訳と、言葉に込めたメッセージを紹介しています。

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