![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156273250/rectangle_large_type_2_c636f582b3143214eb1d916c48faac9b.jpeg?width=1200)
October|10月 See the root to find yourself
今月も2024カレンダーをご利用頂いている方向けに、言葉の訳と選んだ意味を紹介していきたいと思います。
カレンダーの詳細についてはこちらをお読みください。
10月のカレンダーの言葉は
"See the root to find yourself"
直訳は
"自分を見つけるためには、根っこを見よ”
屋久島に住み始めてから、自然界の事を沢山教えて貰った。
菌のこと、循環のこと、屋久杉がこれほどまでに成長するには、それを支える多くの植物の存在が不可欠なこと。
その中で記憶に残ったのが
「木はその高さと同じだけの深さ(長さ)地中に根を張っている」
ということだ。
目の前に見える巨木は当然目を惹くが、地面の下まで想像したことはその事を知るまで無かった。
この表現は、木そのものだけでなく、様々な比喩として使われている。
例えば経済活動に対してローカル活動(コミュニティ)、仕事で沢山お金を稼いでも、地域と繋がっていなければ成長は止まってしまう。逆に地域活動やボランティア活動だけをしていては、お金が尽きて結局活動は止まってしまうという例である。
魅力的に感じる人には、それを裏付ける過去があるように。
根は英語でRoot(ルート)というが、日本語としても理解出来るほど広く使われる言葉だ。
自分探しをしたければ、自分のルーツ(根っこ)を辿れば何かが必ず見えてくる。逆に自分の過去やルーツを避けるうちは、自分自身と向き合う事はできないのだ。
”カレンダーを手にしたあなたへの今月のメッセージ”
2024年が始まったと思えば、あっという間に10月。
3ヶ月後には年越しだ。
日々目まぐるしく生活していると、体感時間はより凝縮されて、あっという間に時間が過ぎていく。
まだ3ヶ月残っている今だからこそ、今年の初めに掲げた目標を再確認したり、今の自身の現状を見つめ直したり、立ち止まったりするのには良い時期である。
しっかりと根を張ることで、これからもっと大きな木へと成長していけるように。
今月の写真について
屋久島は夜空を見上げると、無数の星が見える。
星景写真を撮り始めたニュージーランドでは見たこともないような天の川に感激したが、実は屋久島もそれに負けないくらい星空が美しい。
山を歩いていた時、看板にこう書かれていた。
「あなたが今立っている土の下には、星と同じ数ほどの菌が生きている」
それを読んだ時、自分から見る上にも下にも広がる壮大な宇宙が想像できて、撮影したのがこの作品だ。
これは主に2024年カレンダーを手にしていただいた方向けの記事になります。
カレンダーには毎月英語で言葉を書いています。
このブログでは、毎月その言葉の意味の訳と、言葉に込めたメッセージを紹介しています。
カレンダーをスマホ用の壁紙に
画像や言葉を気に入ってくれた方は、こちらのリンクから壁紙を期間限定で購入出来ます。
ダウンロードして使ってください。
SHU ITOのオフィシャルホームページ
https://shuito.jp/
日常の発信はInstagramのストーリーズをチェック
https://www.instagram.com/shu_photo_film/