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被写体と背景の切り分けのメゾット

偉そうに言える立場ではありませんが、、、。

経験上こんなことを思っています。

 素敵な風景や街に出会ったときにパシャパシャといっぱい写真撮って、家に帰ってあらためてパソコンやタブレットの大きな画面で見返したときに 
「あれ?何を撮ったのか?」「撮りたかったのか?」
 主題が分からない情報量ばかりで残念な写真のオンパレード。 そんな写真ばかりの時ってありますよね。
 
 「現地ではもっと風景が印象的だったのになぁ。」って。

白黒写真を撮ってみましょう。

 「色とか構図とかボケとかを駆使して、背景と被写体を切り分けて、主題がハッキリした写真を撮りましょう」
 と言われてもあまりに難しい課題ばかりです。

 「まずは白黒写真を撮ってみたらいかがでしょうか!」という提案です。

 特殊なカメラ以外のほとんどのデジタルカメラは、白黒で撮影できる機能がついています。ファインダーも液晶モニターも白黒に映ります。
 肉眼で見えている風景とファインダー(液晶モニター)の様子がガラッと変わりますよね。明と暗がハッキリの部分があったり、黒から白の滑らかなグラデーションの部分があったりするのが見えると思います。
 たとえば、濃い赤(えんじなど)と濃い青(紺色など)とが隣り合っていたり、明るい黄色と明るい水色だったりが隣り合っている部分の境目ってわかりにくいですよね。
 とか、建物の影で光が足らないようなところに暗い色の被写体などは目立たないですよね。

 ちょっとお散歩の時でも、室内ででも試してみてください。 
白黒で見えるファインダー(液晶モニター)の中で、写真が成立させられれば成功です。
 パソコンやタブレットで見てもいい感じに撮れていると思います。


一挙両得の白黒写真の練習撮り

 白黒写真が上手く撮れるようになったら、被写体と背景の切り分けができていると同時に構図がいい感じになっているんじゃないでしょうか。
 
 きっと、通常のカラー写真を撮る時に、白黒写真の練習が役立つと思います。
 今回は、白黒写真の撮影は写真の上達に繋がる。という話しです。
こう言っている当の本人がもっと練習しなくてはいけないのですが。

 きっと、白黒写真が楽しくて、どっぷりと、はまってしまう人もいるでしょう。

 今回アップした写真は、先日に札幌の街に出かけた時に撮ったものです。
札幌雪まつりも終え、雪像の解体作業も進んで、すっかりその姿は見られませんでした。
 
 写真って難しくて、それでいて面白いですね。

ではでは。


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