DATA×AI Day: 社内のデータ活用とAI推進の第一歩
はじめに
皆さん、こんにちは。私は住友ゴム工業という会社でデータ活用を推進している金子といいます。
今回は弊社で2024年12月17日に開催した「DATA×AI Day」というイベントについてご紹介します。
これは、社内のデータ活用者とAI開発者が集まり、最新技術や事例を共有し、さらなる活用を促進する機会として企画されました。
なぜこのイベントを発信するのか?
僕らは普段社内の活動内容を発信することは多くないのですが、今回このイベントを社外に発信する理由は、以下の理由です:
貴重なコラボレーションの場 今回は弊社が日頃からお世話になっているTableau、Snowflake、Dataiku、truestarというデータプロフェッショナルの4社が一堂に会し、 様々な知見を共有いただきました。こうした取り組みはコラボレーションに繋がるなと強く感じたことを知ってほしかったからです。
社内データドリブン文化醸成に向けた道のり この記事をご覧になる方には、社内でのデータ活用を促進すべく活動されている方も多くいるのかなと思います。 そうした方々との繋がりを強めていき、少しでもお役に立てれば嬉しいなと思っています
今回お世話になった4社様
DATA×AI Dayの目的と背景
「DATA×AI Day」は、データとAIの可能性を最大限に引き出すため、最新の知識とインスピレーションを共有する場として開催しました。 データ活用の重要性が増す中、住友ゴムとしてのDX経営実現に向けた重要なポイントとして「DATA×AI Ready」というビジョンを掲げ、 全社員がデータとAIを日常的に活用する企業文化の醸成を目指していきます。このイベントは、そのビジョン実現への第一歩です。
※当社のDX経営に向けた取り組みについて
DATA×AI Day具体的な内容
今回のイベントでは、以下のようなプログラムを実施しました:
基調講演:社内データ戦略の概要とDX推進に向けたビジョンを共有しました。「データ活用の基盤作り」と「AI活用による意思決定の高度化」への取り組みを社内メンバーに紹介して、一緒にやっていこうという想いを伝えました。
専門家による特別セッション:Tableau、Snowflake、Dataiku、truestarの4社が、各社の専門分野で実践的な内容を提供いただきました。
Tableau: データの可視化による意思決定の強化や最新技術(Tableau Pulse等)の紹介
Snowflake: クラウドデータウェアハウスの最新活用事例紹介、Streamlit in Snowflakeデモ
Dataiku: AI民主化に向けたDataiku活用と、生成AI活用事例紹介
truestar: コラボレーション事例や技術の組み合わせによる活用
参加型セッション:実際に手を動かして学べる実践的なハンズオン形式のセッションは、初心者から経験者まで好評でした。
事例共有:社内のデータ活用成功事例を共有するセッションを実施しました。単なる事例だけじゃなくてそこから得られる学び(目的が大事)というのを具体例をもって紹介してもらいました。
クロストークセッション:4社のプロフェッショナルによるクロストーク、個人的にはこれが一番面白かったです。4賢者による示唆にあふれるメッセージは、今後の活動にすごく活きてくる内容ばかりでした。
丸一日使って、2Trackに分けて開催をしました。改めて、登壇いただいた皆さまありがとうございます!
住友ゴムでのデータ活用の具体例
当社もまだまだですが、データ活用の取り組みを色々と進めています!昨年はDataikuのFrontRunner Awardsを受賞させていただきました。
具体的な活用事例については、以下の外部記事で詳しくご紹介いただいています。こちらも是非ご覧ください:
DataikuのFrontRunner Awards
Tableauを活用したデータドリブン文化醸成への道のり
イベントの成果と今後の展望
「DATA×AI Day」は、社内外のつながりを深め、データとAIの活用を促進する契機となりました。 参加者からは「新しい視点が得られた」「社内でのデータ活用をさらに進めたい」という前向きな声が寄せられています。
今後は、本イベントで得た知見を活かし、以下の3要素を重点的に推進していきたいと考えています。
ヒト:変革の原動力
データ:意思決定の羅針盤
ネットワーク:新たな価値を生む架け橋
終わりに
「DATA×AI Day」は、住友ゴムのDX経営実現における重要な一歩となったと感じています。データとAIがもたらす可能性を信じ、全社一丸となって未来へ進んでいきます。この取り組みが、当社だけでなく、業界全体のイノベーションを促進する力となることを願っています。
そのためにも今後も様々な取り組みをしていきたいと考えています。日頃はXで発信していますので良ければ繋がってください。
今回の内容が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!