見出し画像

GUCCI

息子の高校野球が終わった。
思っていたよりも大幅に早く終わった。
直前の遠征でも絶好調だったので、入れるものと思っていた。
が、大会前の引退メモリアル試合にフル出場。
そこでも打ちまくっていたが、メンバー外であることが確定した。
いろいろ事情があって、外せない選手はいるんだろうけど、
明らかに外された。

メンバーでない親としては大会なんてどうでもいい。
勝とうが、負けようが、試合に出ることはないのだ。
息子にとっては共に汗を流した仲間かもしれないが、
私にとっては関係ない。
応援する気にもなれない。
甲子園に行ってくれなくても、全然平気だ。
むしろ行かない方が寄付をしなくて済む。
地方大会で負けてくれ。

・・・って、思っている親御さんってどのくらいいるのだろうか?
正直、私は少しだけ思ってしまった。
で、3回戦で負けた。

次は、進路だ。
野球ばかりしていたので、行きたい大学に行けるのか心配だ。
メンバーから外されたこともマイナス要因になる。
スポーツ推薦は皆無。
野球部長に、自力で勉強して受験するしか道はないと言われる。
三年生全員の進路について、最後まで面倒を見る気はないようだ。
メンバーの子たちは、やれ○○大学だの、やれ△△大学だの言っている。
勉強もせずに大学に行けるなんて・・・いつか苦労して、泣くがいい。

・・・と、
夏休みで寮から帰省している息子と過ごしながら、
思いつく限りの愚痴を書き連ねると、少しすっきりした。
現段階の私の思い、時間とともによい思い出になり、
息子の人生の糧になることを切に願う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?