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2月20日(木)点滴の針が付いたまま退院した話
朝6時半に目覚めた。1時に中途覚醒したんだけど、追加の眠剤で寝られたので良かった。めっちゃ寝言言ってた記憶あって、超恥ずかしい。
朝起きるのも、友達が来た初日に比べれば、だいぶ楽になった気がする。
ベッドにいても寝るだけだから、電話ルームでnoteを書いた。窓際でストレッチをするおじちゃまおばちゃまにのほほんとした。
8時にご飯が到着。あんまり食べなかった。咳がひどくて無理だったし、今日体重測定あるから。お腹空いたなぁ。
8時半、「おはようございます」と大きな声がステーションから聞こえた。カンファだ。色んなものが、昔の入院を思い出させる。フラッシュバックする。
内科のステーションはワイワイしてたし、扉もついてない。病室は、飛び降り防止の窓でもないし、紐も首つり防止仕様になってない。全然違う。
予定通り退院できるとのことだったので、さっさと退院することにした。荷物少なく入院したから、退院の準備とか、ほぼ必要なかった。手続きして下さってる看護師さんを待つのみだった。
これが、とっても時間がかかって、暇だったから、車いすで動きまわったりしてたけど、合計3時間くらいかかった。最後の方、イライラしないように心がけた。
会計3万…。母上様、父上様、申し訳ございませんでした。
普通に歩いて帰れるんだけど、車いすにずっと乗ってたから、歩けないと思われて、タクシー呼ばれた。お金…。
そのまま、甲状腺の病院に行った。予約より1時間早く行ったけど、特に何も言われず、普通に診察してもらえた。採決の結果待ちの1時間の間、電話が掛かってきた。
「先ほど退院された患者様ですか?病院です。点滴の針を抜いたかどうか確認をして頂けませんか?」
左腕を見ると、針があった。うん。ありまーす。昨日の夜、点滴は一時中止になって、針だけ刺したまま、ブロック状態で今朝を迎えた。針の部分が丁度服で見えなくなってたから、看護師さんも気づかなかったんだろうな。
私は分かりながら退院した。針が刺さってることに安心していた。抜きたくなかった。いざとなったら、訪看に電話して抜いてもらえばいいと思ってたし、なんなら訪看に会いたかった。
入院してた病院は動揺。「甲状腺の病院で抜いてもらえないかお願いして下さい」と言われ、甲状腺の受付に行くと、話が違っていた。
「先ほど、病院から、自分で抜いてくださって構わないですよと連絡がありました」
は??まあ、できるけどー。
「自分で抜くのは流石にですよね。こちらで処置するので、お待ちください」そういって、針を抜いてくださった。「痛かったでしょ?」って言われたけど、全く。痛かったら、既に自分で抜去してるさ。
今回のこと、向こうでインシデント書かされるんだろうな。いや、ほんと、すみません。あっちも、”なんで患者も気づかなかったんだ?”って思ってるんだろうなー。気づいてました。はい。
甲状腺の数値は、絶対悪くなってると思った。実際は、ほんの少し悪くなってたぐらいだった。えー、じゃあこの体調の悪さはなんですかぁ?
家に帰って、後輩の家に寝泊まりする準備をバッグに詰めて、バイトの時間ギリギリに家を出た。
本日はバーガー屋さんで働きました!店員の私語が多いお店で、おしゃべりは楽しかった。1回だけのお試しで来たのに、働くことになってて、1から10まで説明された。なんか、逃げられないのかもと不安になった。
そこの店長と話をした。
「どう?この数時間で働くの楽しいって感じた?ここで働くのも、他で働くのも、色んな選択肢があるし、自由だから考えてみて。」
的を射抜かれたような感覚がした。そこで働くのも、海鮮屋で働くのも楽しくなかった。私は、お客様とのコミュニケーションが一杯取れる、今の仕事が楽しいんだな。
バイトは、続けるか、辞めるか、どっちかにしよう。うちの会社の他店舗で働くのはしない。
賄いでバーガーが食べれると聞いていたのに、嘘だった。くそ。
後輩の家に22時に来てと言われたので、それまでコメダで時間つぶし。何も飲む気にも、食べる気にもなれなかった。頑張って、ミルクコーヒーを頼んで飲んだ。
高校の恩師とラインして、「もう無理、死にたい、無理」って言ったら、「鬱はきちんと診察うけないとダメ」と言われた。「明日病院行こう、あと少し」と励ましてもらった。
先生のおかげで、なんとか後輩の家に到着。私がベッドで、後輩がこたつなの、申し訳なさ過ぎる。