見出し画像

11月12日(火)フラッシュバックとアルプス一万石

1限は遅刻ギリギリ。教職で、いつもつまらなくて、内職してる授業なんだけど、今日は外部から講師を招いての授業で、めっちゃ面白かった。なのに、2限の授業の予習をしてなくて、内職せざるを得なかったのが、悲しかった。

2限の授業、寝るかと思ったけど寝なかった。予習も、8割出来た状態でスタートして、何とかなった。予習をしてなくても、授業は何とかなるけど、予習をしてないことが不安でたまらなかったから、来週はきちんと予習する。

友達と昼食を食べて、トレーニングの授業。時間が間に合わなくて、自分だけ最後まで測定できなかった。不安だ。

授業後、自動車学校の説明を聞きに行った。精神障害があると、免許をとれないことがあるらしい。主治医の診断書が必要らしくて、書類を警察署まで取りに行った。11月中までに入校すると安いから、書類を送ってもらうより、取りに行った。診断書を早く病院で書いてもらえるように。でも、自分の最近の症状では、主治医は良いようには書いてくれないだろうから、早く書いてもらっても、結局免許取れないだろうなって諦めモードになった。来週の水曜日の診察で、話すだけ話してみる。どうせ無理だろうけど。何するにも、医者の許可が必要で、やりたいことも簡単に握りつぶされるんだ。でもまあ、運転中に解離して、人様に迷惑どころじゃないレベルで損害を与える可能性だってあるわけだから、仕方ないのかな。

帰り道、お米と野菜を買って、急いで家に戻った。訪看さんが丁度玄関にいた。どういう流れでそうなったか覚えてないけど、母親の話を振られて、フラッシュバックした。頭を抱えて、うずくまって、返事も出来なかった。昔のことが、今目の前で起こってるみたいで、恐怖で頭がおかしくなりそうだった。そして、解離した。訪看さんは、背中をさすって、「ごめんね」って。一旦落ち着いたんだけど、別の話してても、思考がフラッシュバックに引き戻される。また、解離した。解離が治まって、フラッシュバックの内容を、少しだけ話した。手が震えた。

辛いのか?自分は被害者ぶって、辛い演技をしているだけなのではないか…演技したら、構ってもらえるから、それが嬉しいから…そう思いもした。半分あってるのかもしれないけど、きっと私は自分の過去を認めてあげられないんだろうな。自分なんて、他の人に比べたら、これくらいのことで辛いって言うなんて失礼だって。私は私なのにね。「辛くない。大丈夫」って言い聞かせる私に、「私の前では、大丈夫って言っても、大丈夫じゃないって言っても、どっちでもいいんだよ」と声をかけてくれた。こんな言葉は初めて言われたから、新鮮で、変な感じ。

訪看さんは、私の手を握って言った。「大丈夫、今はもうお母さんはいない」私の手を強く握りしめた後、リスペリドンを飲ませた。自分が帰った後、私がしんどくならないようにって。帰ってほしくなくて、握った手をブランブラン左右に揺らした。それが、どこか、アルプス一万石に似ていた。二人でうろ覚えのアルプス一万石をして、久しぶりに笑った。次来る時までに調べてくるんだってさ。訪看さんが帰ったら、薬飲んでても、きっとしんどい。フラッシュバックしたし、ODしたいって言ったら、「普段はダメって言わないけど、今回はダメ!次の訪問でアルプス一万石一緒にやりたいからさ」って禁止された。

訪看さんが帰った後、何したか、あまり思い出せない。どうやら、リスペリドンを飲んだせいで、途中で寝落ちしたらしい。

いいなと思ったら応援しよう!