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電書バトについて

「電書バト」HPがリニューアルしました。

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電書バトは有限会社 佐藤漫画製作所が運営する電子書籍配信事業です。

作家さまが主体となった漫画の電子書籍配信が可能な時代がやってきました。
漫画作品を中心に、権利者からの依頼により様々な電子書籍サイトへ作品のお取次をいたします。
高度にビジネス化された商業出版においては、しばしば作品の芸術性や作家性が犠牲となります。
作品の価値は売り上げだけで判断できるものではありません。
また、次々に新作が生み出され続ける現在の出版状況においては、多くの名作がその海に埋没しています。

漫画表現全体の懐を広げながら、既存の商業出版にはない価値を提出することが電書バトの使命です。
作家が主体となった作品作りに貢献し、読者へ貢献することが我々の願いです。


以前から会社HP内に電書バトの説明ページはあったのですが、電書バト専用 HPを新たに開設しました。

電書バトをご利用いただくと、書店との個別販売契約など複雑な手続きはすべて当社が一括して行います。
作家さまは作品データと簡単な諸情報をご用意いただくだけで、様々なサイトへ作品を販売することができます。
作家ロイヤリティは各ストアの売り上げから事務手数料を差し引いた全額をお支払いいたします。

「そうは言っても、実際にどうすれば配信できるんだろう?」
「出版社との契約はどうすればいいの?」
「すでに版元とトラブルになっているのですが」
「打ち切り作品の続編を執筆し電子書籍配信したい」
「電子書籍データはどうやって作ればいいんだろう?」
「すでに著作を電子書籍配信をしているけど、売り上げがイマイチなんだよな…」

すべてご相談ください。
同人・商業作品に関わらずゼロからお手伝いいたします。

サービス開始7年目。
作家さま向けのサービスですね。

ロイヤリティ料率が業界最高水準であること、紙書籍からの電子書籍データ制作技術が高いことなどが特徴です。
販売レポートが細かい(隔月で数十~数百枚)ことも他にはない特徴。
後は僕自身が出版社とトラブルが多い作家だったので、トラブル解決は得意分野です。
単に取次という枠に収まらない活動をしています。

HPにサービスの特徴や料金体系、取次可能ストアなど詳細が書いてありますのでぜひご確認ください。


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お取次させていただいている作家さま3名から「利用者の声」へコメントをいただきました。
ありがたい限りです。


僕が電子書籍事業に関わり始めて10年以上が経ちました。
当時は出版が紙から電子へ切り替わる前夜。
紙書籍の衰退に危機感を抱き、電子書籍に希望を見出しました。

「もう紙はダメかもしれない。電子書籍に舵を切るべきではないか?」

当時、僕の主張は袋叩きでした。
漫画は紙で読むものであると信じられ、「実体のないデータにお金を払う読者などいない」と笑われました。
漫画の電子書籍単行本が紙単行本の売り上げを追い抜いた今となっては、冗談のような話です。
しかし、当時はそう信じていた読者や漫画関係者が多くいました。

まずは著作の電子書籍データを販売するECサイトを立ち上げ、実際に販売しました。
その内にiPadが登場し、Kindleなど電子書籍ストアが揃い始め、僕もそれらを利用して著作を販売するようになりました。
数十の電子書籍ストアとロイヤリティ料率などの契約条件を交渉し、一つひとつ契約を進めました。
イチ漫画家である僕にとっては、慣れない作業ばかりでとても骨が折れました。

苦労の甲斐あって、以来、著作の電子書籍収入は毎年数千万円で安定しています。
僕一人に限って言えば働かなくても暮らせる環境を手に入れました。

では、僕がやったことと同じことを他の作家さまにお勧めできるかというと、答えはNOです。
苦労が多すぎました。

すでに各ストアとの契約はあるわけだし、自分が他の作家さまと書店の架け橋になれるのではないか。
そうして始めたのが電書バトです。

電子書籍にご興味のある作家さま、ぜひご利用ください。


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