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【機材】 ローパスフィルターとモアレ

部品保有期間の話をした時に
ローパスフィルターについて少し触れました。


簡単に言うと
モアレや偽色を抑えるため、カメラのセンサー前に
搭載されているフィルターをローパスフィルターと言います。

モアレ?偽色?となる方もいると思うので
説明すると

モアレは、同じパターンの柄を撮影した時に発生する偽色です。

例えば、洋服や屋根瓦、壁、細かなタイル、網戸など
上げれば結構あります。

モアレ参考画像 壁の部分に偽色が出ています。


他に、よく聞く偽色だとパープルフリンジ。
写真の中の電線に紫色の影のようなものが
写っていた覚えはないでしょうか?


ここまで、読むとローパスフィルターは
搭載されていたほうが良いと感じると思います。

デメリットとしては、画像全体が若干滲みます。

私が同じ画素数でローパスフィルターが
有るカメラと無いカメラを持っていないので
比較画像が載せられないのですが

NikonのD800とD800Eの比較画像を
見るとわかりやすいです。

ローパスフィルターが無いカメラで
モアレや偽色を抑える方法は
レンズの最大絞りの1つ手前の絞りにすると
抑えられるということも聞いたことあるのですが
光線状態によって出る時は出てしまうので
私は、レタッチで改善していました


ご自身のカメラに
ローパスフィルターが搭載されているかどうかは

私の方ではっきり言えるのは
NikonとSony。

Nikonはメーカー公式が発表しています。

Sonyは今年の9月にソニーサポートに問い合わせたところ

「R」シリーズとILCE-1、ILCE-6700、ZV-E10M2が
ローパスフィルターの無い機種です。

との回答でした。

個人的な印象だと高画素機とaps-c機は
ローパスフィルターが無いイメージです。

高画素機は画像が滲んでしまうと
高画素の意味が無い。
aps-c機はサイズに対応している
ローパスフィルターが無いという予想です。

もしはっきりローパスフィルターが有るか無いかを
知りたい場合は
メーカーサポートに問い合わせてみてください。

それでは。

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