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上坂すみれさん「EASY LOVE」感想

どーも、shuheiです。
2021年4月21日に上坂すみれさんの11thシングル「EASY LOVE」が発売されました。めでたい。ということで曲(主に歌詞)について簡単に感想を書きたいと思います。

●EASY LOVE

クレジットは以下の通り。
作詞:上坂すみれ,森月キャス
作曲:丸山真由子
編曲:日比野裕史×渡辺徹

上坂さんが主役(ヒロイン)の長瀞さん役を務めるTVアニメ「イジらないで、長瀞さん」のOP主題歌ですね。
疾走感あるアップテンポなナンバーで、ぜひともライブで聴いてみたい一曲。特徴的なギターの「テレテテレテ」みたいなリフ(サビの直前とかに入るあれです)が好きです。

・歌詞について
歌詞は、諸々のインタビューなどによるとワンコーラス分を森月キャス先生が作詞されていて、「EASY LOVE」というワードは先生によるもの。上坂さんは先生の作詞をベースに各部の言い回しや2番以降の歌詞を作詞されたとか。
厳密にどのワードが誰の手によるもので、というのはわかりませんが、歌詞で好きな部分、気になった部分について挙げていきたいと思います。

共通言語もない以上
ちょうゴーインね

2番の冒頭の歌詞ですね。
「長瀞さん」に当てはめて言うならば・・・
美術部でオタクなセンパイと運動神経バツグンのギャルっぽい長瀞さんは、いわば正反対のタイプで、つまり「共通言語が無い」2人だと思います。
そんなセンパイに好意(興味)を持った長瀞さんが「共通言語が無い」というハードルを越えてセンパイに関わるには、「ちょうゴーイン」な手段・・・つまりあの強烈な「イジり」・・・をとるしか無かったのかもしれない。
ここの歌詞を見るまでは、長瀞さんの「イジり」って「好きな子につい意地悪しちゃう」的な、素直になれない性格のキャラによくある態度の亜種というか、そのくらいに捉えていたんですが、上記のような側面もあるのかもしれない・・・と、作品ひいては長瀞さんというキャラクターについて新しい視点を得られたように思います。

白いノート開いたら
ふいに顔がうかぶような
きみにとって特別な
女の子になりたい

こちらは2番のサビ前ですね。
これも「長瀞さん」に当てはめて考えると、
センパイは美術部だしノートにマンガを描いたりもしているので、「白いノートを開く」ということは「何か描こうとしている時」もう少し発展させて「日常的な動作(行動)」と言い換えてもいいかもしれません。
そんなタイミングで「ふいに顔がうかぶような〜女の子になりたい」ということは・・・
シチュエーションを限定的にして言えば、想い人が「何か描こうかな、とノートを広げたときに自分のことを(描く対象として)ふいに(無意識に)思い浮かべる、そんな存在でありたい」
より広い意味で捉えるなら、想い人に「日常(的な動作)の中でふいに顔を思い浮かべられるような、そんな存在でありたい」ということではないでしょうか。
「イジらないで、長瀞さん」の世界観に寄せて恋心を表現した、いいフレーズだなあと思います。

一対一真っ向勝負になりゃさてどうする?
(どうしよ防御はガラ空き)
ドキドキしちゃって勝算ないような展開に息切らし
ふたりの心に住んでる怪物
(ダメダメ欲望ギラギラ)
ああついに解き放たれたら爆発的ラブ総力戦

いわゆるCメロの部分でしょうか(言い方が間違ってたらスミマセン)
ここまで歌詞の解釈的なことを書いておいてなんですが、この部分については正直「〜〜ということを表現しているのではないか」みたいなのは自分の中では特に無いです。
ただ、畳み掛けるような曲の展開と、緊張感から解放させる歌詞との絡み合いが気持ちいいよねということが言いたかっただけです。
「ラブ総力戦」というワードもとてもすき。

ラブは簡単じゃない

ラストのワンワードですね。
「EASY LOVE」という曲の最後を「ラブは簡単じゃない」でシメるのめちゃくちゃカッコよくないですか???

ということで以上です。
こういったことも踏まえてまた曲を聴いて頂けると、新たな発見などあるかもしれません。無いかもしれません。無くてもヘビロテしましょう。

それではまた!

<上坂すみれ「EASY LOVE」Music Video>


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