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【キャリア支援】異業種への転職!気をつけるべきポイントと成功するコツとは?
最近、転職の相談に乗ることが多いです。
若手社員の転職エージェントの利用率も年々上昇傾向にあり、若いうちから転職を考える人が増えているようです。
レバレジーズが出している調査にも顕著に現れています。
私の肌感覚でも転職を考えている人が増えているなと感じています。
また、最近では、転職ではなくフリーランスへの転身を検討している人も増えてきていて働き方の多様化がますます進みそうな気がしています。
私は転職経験もあり、転職エージェントの経験もあります。
だからこそ話せる話もあると思います。
今回は、異業種転職について相談される機会が多いので、異業種転職の注意点と成功するコツに絞って書いてみようと思います。
必ずしも正解とは限らないので、一つの意見として参考になればと思います。
異業種転職は難しい?異業種転職での注意点とは
経歴書を先に書いてはいけない!異業種転職の注意点!
異業種転職をする際に一番気をつけて欲しいことは、先に経歴書を書かないことです。
転職活動といえば、
・職務経歴書、履歴書を書く
・転職エージェントに相談する
通常この2つが思いつくが、この2つから取り組んではならないと私は考えます。
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私が、異業種転職をする際にアドバイスしていることは、『どの業界・業種に転職したいか?を決める』であります。
また、業界・業種にこだわりがなかったら、『どんな働き方がしたいか?』を決めることをオススメします。
働き方は、「収入の面」「働きやすさ」「忙しさ」などなど働く上での優先順位でも大丈夫です。
同じ業界で転職するなら先に経歴書を書いて、転職エージェントに相談するのが早いと思います。
ただ異業種転職をする際に、先に経歴書を書いてしまうと同じ業界にしか行けない可能性が高くなります。
どの業種・業界に行きたいか?を決める大切さ
例を挙げて説明します。
飲食関係で働いていた人が異業種転職したいと相談に乗ることが多いです。
転職するための経歴書を見せてもらうと、ホール経験やキッチン経験しか書いてないケースが多いのです。
多くの人は、自信のあること、メインでやっていた業務を書きます。
異業種転職であれば、そのスキルを活かして転職することは飲食業界、サービス業界以外だと難しくなります。
なので、異業種転職が上手くいかないです。
例えば、飲食業界から事務系の仕事に行きたい場合、1日の業務を洗い出してみるとそのヒントがあります。
飲食店といえども1日中、ホールやキッチンをやっているわけではないと思います。
ホールやキッチン以外にも、発注作業や売り上げの記帳、シフト作成などバックオフィスの仕事もやっていると思います。
事務にいきたければ、事務系の仕事をピックアップして職務経歴書に書くことで受かる可能性が上がります。
また、営業系の仕事に行きたいなら、飲食の場合、バイヤーや商社など取引先とのやりとりがあるケースがあると思います。
つまり、BtoBの仕事もしているのです。営業とまでは書けませんが、会社間でのやりとりが経歴にあるのとないのでは、引っかかり方が違うのであります。
何度も言いますが、職務経歴書を書く際にほとんどの人は、メインでやっている業務、自信のあるスキル・経験しか書かないのです。
先に行きたい業界・業種を決めると、1日の業務で職務経歴書に書く内容が変わってくるのであります。
嘘は絶対にダメですが、職務経歴書の書き方はとっても大切なのです。
以上の理由から私は先に職務経歴書を書かない方が良いと思っています。
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職務経歴書の書き方のポイント!答えは求人サイトにある!
行きたい業種・業界が決まったら、最初に取り組んだ方が良いことは、自分のいきたい業界・業種の募集要件を見てみてください。
求人側の情報を見て、どんな人材やスキルが求められているのかみるのです。
求人サイトに答えがある!と職務経歴書を書くときのポイントで伝えます。
求人サイトには、必須スキルや必要スキル、業務内容など書いてあるのです。
つまり、募集要項に書いてあるスキルや内容を今の業務でやってないか?を見返すのが効果的であります。
できるだけ、募集要件に近い業務をピックアップして書くのがポイントです。
職務経歴書が1次選考にあたり、その際に言葉で補足や説明ができないので職務経歴書の内容が全てであります。
何も考えがなく転職エージェントに相談するのは危険!
転職エージェントは、いち早く転職先を決めることが重要である
次に転職エージェントへの相談です。
転職エージェントは、転職先を決めることに関しては、プロです。
ただ、自分が転職経験があるかは別の話です。
また、営業的な観点で言うと、転職の決まりやすさを優先します。
なので、その人がやってきたスキルや経験を活かせる職場を探すのが一般的です。
飲食経験者が転職エージェントに相談したら、転職先を決めるのに一番早いのが他の飲食やサービスへの転職である。
なので、何も考えてなく相談してしまったら同じ方向性での転職になってしまいます。
異業種転職することでキャリアが広がる
働き手が足りてない今の世の中、求職者の方が有利だと考えています。
転職は、経験やスキルを見られるものではありますが、適切に経験、経歴を積んでいけばキャリアを描いていくことが可能であります。
異業種転職への想い
今まで異業種転職で、収入が上がったり、キャリアが広がった人たちを見て、選択肢が増える状況をみてきました。
また、新卒で選ぶ会社は、社会を知らない時に選んだ会社であり、それがずっとその方向性で決まってしまうのはあまりにも早いと感じてます。
自分自身が異業種転職したり、他の人のキャリア支援の相談に乗る中で価値のあることだと強く感じています。
適切なステップを踏むことが異業種転職のポイントだと思っているので、今回の内容が一つの参考になればと思います。