大学生活観察日記28 久しぶりの試験勉強
5/24(水)
さてさて、昨日の観察日記をサボってしまいました。昨日は課題が溜まっていたのと、来週頭の期末試験に向けて試験勉強の計画を立てていたら、観察日記を書く時間がなくなってしまいました。
試験まで時間がない中で何もしていなかったので、今日は午後ずっと地元の図書館にこもって勉強していました。地元の図書館で勉強していると受験期の夏に、図書館にこもっていたことを思い出しました。
思えば去年の秋学期は試験ではなくレポートで成績評価する授業が多く、あまり試験勉強をしなかったので、今回みたいにちゃんと試験勉強をするのは久しぶりです。前学期の数少ない試験は、内容が面白くて頭に入っているやつだったり、休学前に落とした授業をもう一度とったやつだったりしたので、たいして勉強しませんでした。ですが今学期は、授業がつまらなくて内容が頭に入っていないものが多く、そもそも歴史系が多くて覚えることがたくさんある科目が多いです。
ただ、今日「経済史」という授業の内容を整理していたら、案外これ面白い授業だったんじゃないのという気がしてきました。授業についていけなくて、特に歴史系は話の流れを見失うと今話されてる事細かなことが一体なんの意味があって話されてるのかわからなくなり、先生の言っていることが呪文のように聞こえてきますが、ついていけなかったから授業が面白くなかったのであって、授業自体の流れをちゃんと押さえていると、内容としては自分の関心に沿ったものなのだということがわかってきました。内容の方向性には「近代資本主義がいかにして形成されたのか」ということがあります。今の自分らの生活に基盤というか、マトリックスというか、になっているものがいかにして形成されてきたのか、その基盤の内側からではありますが、様子を見ることができる授業だったようです。
気づくのが遅かったのがちょっと残念です。ですが、あと一回授業が残っているので、まあそれは楽しめるかもしれません。まあこれは言い訳ですが、以前先生と授業後に議論した時に、先生の答えが芯をくってこないように感じられて苛立って、それ以降授業に集中できなかったのはあります。
歴史の授業は、方向性を見失うと、事項の詳細さに翻弄されて何を学んでんだかわかんなくなっちゃう気がします。まだ他にも「近代日本経済史」という授業があり、こちらはまだ試験勉強に着手していませんが、こちらも頭に入ってこない授業でした。
明日図書館なり書籍部なりで教科書をぱらみして、雰囲気を掴みながらやっていこうと思います。
ちなみに昨日は、近所の友人が大学の授業を受けてみたいと言っていたので、授業にこっそり潜るのを手伝いました。ここに書いてしまってはこっそりでもなくなっちゃうのですが、特に何も言われないし、むしろ潜り歓迎の先生もちょくちょくいるので、潜り幇助をしました。大学はケチな社会性に包摂されない、潜りとか、もっと猥雑なものもうじゃうじゃしてるような、そういう空間であるべしという考えを持っている先生は少なくないのではないかと思います。僕はそういう環境でこそ、学びができるし、学問ってやつもそれなりの意義が出てくんじゃねえのかなと勝手に思っています。学務課とかはそういうの嫌でしょうし、あまりこういうことを大っぴらに言うと色々と反対意見もあるでしょうが。
友人にとってはいい体験になったようです。
僕も、彼が隣にいると、普段だったらつまらなくて全然身が入らない授業でも、ちゃんと授業を受けようと身が引き締まってそれなりに受けられました。ありがたいです。
明日はゼミの先生の授業に潜る予定です。ゼミの先生に許可は取りました。明日の1限は先生が出席をとると言い出したので、彼と待ち合わせの約束をすることによって遅刻しないようにしました。
ではそろそろ寝ようと思います。
今週は試験勉強で観察日記はあまり書けないかもしれません。書きたいときに書くスタイルにしようと思います。
ではでは。
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