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カスタマイズってどういうことなのか

写真は、ちょうど半年前の9月頭に企画した、結婚報告ホームパーティーのときの。

もう半年も経つのか..!
このプロジェクトを計画しはじめたのが、去年の6月

そこから、まずは、仲の良い人たちを集めて、結婚の報告会 兼 キックオフ的な会をしようと企画したのがこの9月の会でした。(結局、楽しんだだけで何もキックオフされなかった。笑)

「新しい結婚式のカタチに挑戦する」ということはこの時点で既に決めていたのですが、まだ #カスタマイズ婚 のアイデアまでには至っていませんでした。

この頃は、仕事で、HOPE by NewsPicksというタブロイド誌を創刊していたタイミングで、ちょうどブロックチェーン起業家の皆さんとイベントをしたりと、自分の中でも、「世の中が大きく変化していく空気感」を痛いほど感じていたタイミングでした。

きっと、自分自身、焦りや恐怖心?を感じていたんだと思う。
劇的に変わっていく社会の中で、変わらないでいる自分のことが。

・テクノロジー×リアルがどんどん周りを変えていく..
・組織人よりも、個人のほうがクイックにコトを成せる時代に移っていく.,

だからこそ、何かしたくて、考えていた。
会社(NewsPicks)の西村じゃなくて、個人としての「西村脩平」がなにができるのか?どんなことにチャレンジしようかと。(とはいえ、仕事も超楽しいし、やり甲斐だらけだし..)

そんなタイミングでの自分の結婚式準備。
結婚式場、ウェディング業界の、古い慣習に守られたこの仕組みは、僕にとっては「これだ。どうせ結婚式やるんだったら、面白いカタチにしたい!ちょうど来年やるなら元号変わる日にしよう!5/1だけは決定!」と勝手に日取りだけ決めていました。

イベントだけは、高校生の文化祭、大学時代のあかるクラブ、学祭ステージ、ミスキャンパス実行委員など、昔から慣れたものだ。
いまの会社でも、おそらくチームでは最もイベント案件を実施していると自負している。

(↑21歳のとき、ミスキャンパス関西学院2012の実行委員をしていたときの。これは本番始まる直前?の写真。懐かしい。てか、痩せてたな..)

だから、結婚式プライスは、利益率が異常なこともすぐにわかったし、自分が作ればもっとハッピーでヘルシーなものにできると直感的に確信できた。
自分が主役の(=すべて決められる)イベントなんて、この先ないだろうし、どうせそんな表現できる場があるなら、イベントを作ってきた今までの人生の集大成的にできたらいいな、と。

表舞台に立つことはうまくないけど、裏方的に、場を創ることは好きだ。
なので、仕組みから変えていった方が面白いな、と。

あとは、正直、週末を充実させられてなかったのもある。
いつも夫婦ふたりとも、だらだら昼まで寝て、ご飯作って洗濯したら、あっという間に夜になってる週末...
なにか、二人の共同作業的に、チャレンジすることで、たくさんの人と外で楽しいことができるんじゃないか?とそんな気持ちも込み込みです。
(実際、いま週末は超忙しいけど、ふたりで動くので、ふたりの時間を犠牲にすることなく、ひたすらいろんな人たちと日々会っていることがすごい楽しいし、これ自分的にアリなやつだな、と思っている)

そんなところから、この企画ははじまりました。

ただ、その後、全然よい企画がまとまらず、毎日のようにノートを持ち歩いて、新幹線の中では、ひたすら付箋にアイデアを書いて、並び替えたりと、「結婚式をアップデート」することに何故かモチベーションがあがって、ひたすら考えていました。

↑家にホワイトボードないから、壁に付箋貼りまくり...自宅会議室。笑 (これは、某TV局の方がお話聞きにきてくれたときの写真。今後取材になればいいなw)

最初は、
式場を安く借りれる方法ってなんだ?
・結婚式に企業スポンサーを付けれないのか?
ご祝儀貧乏という言葉をなくしたい..!!

みたいなことをずーっと軸に考えていたな。

一つ、当時、自分の中でブレークスルーだったのは、
#プレ花嫁 の市場に気づいたこと。そして、 #プレ花嫁最大でも1年のスパンでいなくなる(=卒花化する)という期限付きの面白いマーケットであると気づいたことでした。

#カスタマイズ婚 には、2つこだわりがあります。
それは、
・誰もができる(選べる)選択肢であること
・ゲストも新郎新婦もハードルを下げられること

です。

新郎新婦として主催する結婚式は、人生に一度きりだけど、
ゲストとして参加する結婚式は多ければ人生に何十回にも。
このすべてを変えるには、結婚式のお金の回り方の構造を変えるべきだと思いました。

そこで、ボトルネックになっていたのが、日本の結婚式は「式場」を選ぶだけだということ。
そこにすべての広告費や、発注先などが紐付いている。もっと、自由にするには、この構造を分解するしかない!と。

自由に、好きなものだけ詰め合わせた、カスタマイズが可能な結婚式ができればいいな、と。

ただ、決して、これは完全手作りの結婚式をやればいいということを言いたいわけじゃない。
プロの手を借りたほうがいいことだって多々ある。

だけど、そのプロも自分たちで自由に選べるべきだと思いました。
プロと、 仲間と、一緒に創る。そんな結婚式。

だから、そこも含めて、可能な予算の中で、身の丈にあったものをカスタマイズができれば、新しい結婚式になると思いました。

そして、今までイベントをやってきたような、僕みたいな、ある種経験値のある人だけができるものじゃなく、これを結婚式をする誰もが選べる選択肢にしたい。

これが、 #カスタマイズ婚 の企画に至った経緯です。

#カスタマイズ婚 は、まだ現在進行形で、僕らの結婚式で、実証実験中。大口を叩いてみたものの、果たして本当に成り立つものになるのか?、それを次の新郎新婦にもシェアできるBOOKにまとめ上げないといけない。

僕たちふたりだけの力では、全然まだまだ足りないので、是非共感いただける方は、お力を貸してもらえると嬉しいです。

新しい時代の、新しい結婚式のカタチ」を創ってみる。そんな挑戦です。是非、応援・ご支援もよろしくお願いします!




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