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ソラニンという作品
こんにちは。
初投稿です。
好きなものについてつらつらとと思いたったので、今回は「ソラニン」という作品について、書きつらねてみたいと思います。(ネタバレ的な要素を含みます。あらかじめご了承ください。)
初めて出会ったのは高校生くらいの時かなと思います。しかも曲の方から入って漫画読むというパターンだったと。読むたびに考えさせられて、自分が変わると見方も変わるし、そんなところが好きです。
変化なんかしたくなくて、このままこの幸せが続いたらと思うけども続かないこともなんとなくわかっている。そんな話で、読むたびに「ああ」ってなります。
「たとえば、ゆるい幸せがだらっと続いたとする。きっと悪い種が芽を出してもうさよならなんだ」
これが作中で種田が書いた歌詞なんですが、自分とこのジャガイモに、芽が生えているのに気づいても、気づかないふりしてしまう、するしかない。変化しているのに、とっくに変わっているのに変わっていることを認められない。食べないくせに芽の生えたジャガイモを放置し続けてしまう。
でもどっかで無理やり変えさせられるんですよ。作品の中の芽衣子のように、圧倒的な避けられない何かが来て、変わってしまう。
変化に対応して、っていうのは簡単ですがその場で直面した時、その変化に巻き込まれた時に僕は何かできるのかなあって考えてしまいます。
とりあえず、芽が生える前にゆるい幸せを噛み締めながら、好きな人に好きって美味しいものに美味しいって思いながら今日も爆睡することにします。
蛇足:映画内での曲とアジカンverではベースラインが違うんですが、この作品にあう物悲しさは映画verかなって思ってます。