#40 禁断の魔術

斜方投射を知った時に、物理が好きになりました。
そこから、科学は自分の好きな分野になりました。

斜方投射の何がすごいって
斜めに何かを投げた時にどこに着地するかわかるんですよ！？

私はそれまで、このサインコサインタンジェントは何に使うの？
って思っていたのですが
これを知った時に、世の中の事象を説明できるツールが
この世に存在することにワクワクしました。

元々数学が好きで、「答えのあるものを解く」ことが好きでした。
なんだかクイズみたいで達成感もあったし
周りも褒めてくれるし。
それだけじゃなんだか飽きてきた時に
きっと自分に刺さったんでしょうね。

そこから科学者を志したこともありました。
大学では生物工学を専攻し勉強しました。

しかし、実際は勉強についていけず、
大学生活を謳歌し、今に至ります。

そんな私が高校生だった当時に
ガリレオがドラマ化され、そりゃもうハマりました。

書籍で読んだのは、「容疑者Xの献身」が最初でした。
そこから、東野圭吾さんの本にもハマりましたね。

本書も非常に面白かったです。

日本の今後の発展と、「科学」や「環境」について
考える機会をもらった気がします。

自然と向き合いながら
ドラえもんや鉄腕アトムで想像したワクワクした未来を
作っていくためには、
どんなことを考えないといけないのか。

自分たちと未来の子供達のための
わくわくした未来ってどんなものなのでしょうね。

それを考えたり
みんなで話すのを楽しんでいきたいと思います。

物理学の教科書を、本棚の奥から引っ張り出してみようかな。

禁断の魔術 (文春文庫)