#58 「共領域」からの新戦略
もうすぐ、転職し新天地での仕事が始まります。
非常に楽しみでワクワクしつつも、不安な気持ちもあります。
次の仕事に関わる大切な本を読みました。
「コレクティブ・インパクト」
「共領域」
「バックキャスティング」
が本書のメインテーマでした。
それぞれの単語の意味の詳細は割愛しますが
要するに、
将来から逆算して、社会課題に向けて
各方面から組織をまたがり、単一ではなく、面としての影響を与えていく
そんな意味だと理解しています。
非常にわかる。
すっごくそう思う。
今の会社にいても思うのですが
適切なKPIを設定し、会社として解決すべき課題に向けて
個人がやるべきことをこなす×何百、何千
でインパクトを及ぼす。ということも非常に大切で理にかなっていると思います。
ただ、やっぱりそれだけでは非連続的な何かは起こらない。
突然変異は発生しないし、発生しかけると、バグとして白血球が排除する。
個人的には、そうじゃない社会が好きです。
みんなが個人としての強みを持っている、今の世の中のバグこそが
何年後かのスタンダートになっていると思っているので。
また、本書では、
アメリカやヨーロッパですら成し得なかった
インパクトを生み出せる土壌が日本にはあるともしています。
「若者」と「人との繋がり」がキーワードだと
私は理解しました。
今の若者は、3.11を経験し世界とも繋がり
今の社会へのモヤモヤしているエネルギーを貯めている人が多いと。
実際、私もいろんな場で関わる自分より下の世代をみると
NPOでインターンをやっていたり、ポッドキャストでいろんな勉強をしていたり
より「動く」意思のある方が多いように感じます。
人との繋がりという面では、
都市化が進み、会社もメンバーシップ型だけでなくジョブ型の会社も増え
一方で地域が過疎化
そんな中で、私も含めコミュニティを超えた繋がり
自分の存在の認識確認を求めている方は増えているように感じます。
この2点がうまく駆動し
歯車が噛み合うときっと社会は少しずつ廻り始めるんだろうと
私も感じます。
あと、本書では
実際のグローバルも含めた、様々な事例も掲載されていました。
そっちも面白かったのですが、私は半分も理解できていない気がするので
こちらは、ショートケーキのイチゴのように
置いとこうかと思います。
いづれにせよ、
新たなチャレンジが楽しみです!