『なるほどデザイン / 筒井美希』(本めぐり⑤)
写真や具体的なデザイン例をたくさん引用しながら、デザインのポイントがよくまとまっていた。
同じ題材を、違うテイストでデザインするとどうなるかという比較や、実際のアウトプットを意図と合わせて見られるので、楽しみながら理解度が深まる一冊だった。
以下、備忘メモ。
●デザインの手順
①図解とラフ
②方向性を決める(表現と構造)
③骨格をつくる(配置と構図)
④キャラを立たせる(個性・特徴を活かす)
⑤足し算と引き算(バランスを取る)
⑥ブラッシュアップ(細部を磨く)
●7つ道具
・ダイジ度天秤(サイズ、分量、位置、強さ、色、要素)
・スポットライト(色、地、サイズ、余白、不揃い)
・擬人化力(人格に仕立てる)
・連想力(言葉→イメージ→形)
・翻訳機(言語と非言語の行き来)
・虫めがね(解像度を上げる)
・愛(内容への愛、届ける相手への愛)
●デザインの素
・文字と組み
・言葉と文章
・色
・写真
・グラフとチャート