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デザイン系note集

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#私の仕事

事業会社の新卒UIデザイナーが2年間で学んだデザインの上達の習慣20

お久しぶりです!前のnoteから1年くらい経ってしまいました… その間、取り組んでいたサービスとプロジェクトが終了してしまいやっていたことをあまり表に出せずだったのと、新しい部署に異動していたのでバタバタしていました。 日々変化の激しい中貴重な経験をさせてもらっていて、ありがたい限りです🕊 改めて直近やっていることとしては、新規事業のチームでコンセプト設計からデザインまでを担当していて、0からの立ち上げを絶賛進めているところです!✊ 入社して以来ずっと新規事業のチームに

ペアUIモデリング:オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れる

アプリやWebサービスをデザインする際、大きく分けて2種類の設計方法があります。タスク指向とオブジェクト指向です。 多くの場合においてオブジェクト指向のUIデザインを取り入れることで、操作しやすく拡張性のあるアプリケーションを実現することができます。 2020年に「オブジェクト指向UIデザイン」が出版されて以降、多くのUIデザイナーにこの考えが浸透しました。 オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れるにあたって、この書籍で説明されているオブジェクト指向UIデザインの手順

やさしいサービスをすばやく届ける、デザインシステムの取り組み

デジタル庁サービスデザインユニットでは、一貫したデザインや操作性でウェブサイトやアプリを提供するための仕組み「デザインシステム」の構築に取り組んでいます。 デジタル庁発足から1年が経ち、ようやくデザインシステムの基礎が整いつつあります。この夏には、デジタル庁内のいくつかのプロジェクトでデザインシステムの適用が始まりました。 わたしたちの活動をもっとオープンに知ってもらいたい!という想いを込めて、デザインシステムの取り組みの近況をお伝えします。 サービスデザインユニットの

【まとめ】2年間で自律型のデザイン組織の立ち上げるまで

弁護士ドットコムのデザインマネージャーを初めて2年が経ちました。 私のnoteはその過程で得てきた知見をまとめてきたものが多数だったので、私がこの2年間で実行した事業会社における「デザイン組織の作り方」を総復習したいと思います。 はじまり「あ!やっとマネージャーが来た!w色々教えて下さい!」そう元気よく入社1ヶ月目の新人デザイナーに元気よく声をかけられた入社初日。 私の配属された弁護士ドットコムは、黎明期を支えたベテランのマネージャーが次に注力する新規事業に異動したタイミ

UXリサーチャーとして働き始めて1年が経った

2019年1月16日にメルペイに2人目のUXリサーチャーとして転職し1年が経ち、今日から2年目に突入しました。同じタイミングでリクルートからスタートアップに転職した同期が1年を振り返るnoteを書いていたので、私もまとめてみようと思います! リクルートでやっていたこと人材領域にてデジタルマーケティング→PdM→UXデザイナーと様々な職種を経験しました。以前退職エントリーを書いたので、詳しくはこちらのnoteをご参照ください。 なぜメルペイに転職したのか?UXリサーチを極め

そもそもUXリサーチとは何なのか

プロダクトマネージャーとして見よう見まねでUXリサーチを始めてから、UXリサーチって面白い!とハマった私はメルペイにUXリサーチャーとして転職しました。 特にここ1年間はUXリサーチをがっつりやってきて、自分の中でUXリサーチという言葉の定義が広がりアップデートされてきたので現時点での私個人の定義をまとめてみたいと思います。 UXリサーチはUXデザインの一手法UXリサーチは、大前提としてUXデザインの一手法です。UXリサーチを通して解決すべき問題を定義したり、仮説を検証し

UXリサーチに役立つ文化人類学的思考

よく「文化人類学を専攻していたことが、UXリサーチの仕事に役立っていますか?」というご質問をいただきます。今日は私なりに感じていることを書いてみたいと思います。 文化人類学へ至った背景まず私のバックグラウンドからお話したいと思います。私の出身校ICUはリベラルアーツ教育で、幅広く授業をとった上で3年次から専攻を選ぶことができます。入学当初は国際関係学や開発学を学び、国連やNGOなどで途上国開発に携わる仕事がしたいと思っていました。ただ、教室で授業を受けているだけではピンとこ