マガジンのカバー画像

デザイン系note集

158
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

『アプリ模写100本ノック』を完走しました!成長したことと意識したこと

はじめまして。親子のための情報メディア『いこーよ』のUIデザイナーをしております、センダと申します。🙋 つい先日、#アプリ模写100本ノック を完走しました。トレーニングを通しての学びや気づきが誰かの役に立つと良いなと思い、noteにまとめます。✍️ ※模写の写真を実例としてアップしていますが、人に見せることを想定していません、悪しからず・・・ アプリ模写100本ノック とはアプリ模写100本ノックは、デジタルプロダクトのUIの骨格を素早く模写するトレーニングです。🏃

「引き出し」をデザインする | Design Journal vol.26

この記事のサマリ2023年7月末に開催された、Spectrum Tokyo Jam #01 でLTをした際にお話した内容をスライドと共にまとめました。 デザインプロセスにおいて、より使いやすいデザインを追求するため、世の中のサービスに幅広く触れ、デザインの引き出しを増やしていくことはとても重要です。 その中で、ただ「引き出し」を増やすだけではなく、それらの引き出しをより使いやすく「デザイン」することが重要であると気づいた私自身の経験と、実践していることについて書いてみま

ペアUIモデリング:オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れる

アプリやWebサービスをデザインする際、大きく分けて2種類の設計方法があります。タスク指向とオブジェクト指向です。 多くの場合においてオブジェクト指向のUIデザインを取り入れることで、操作しやすく拡張性のあるアプリケーションを実現することができます。 2020年に「オブジェクト指向UIデザイン」が出版されて以降、多くのUIデザイナーにこの考えが浸透しました。 オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れるにあたって、この書籍で説明されているオブジェクト指向UIデザインの手順

電卓を作らない

LayerX バクラク事業部でプロダクトのデザインを担当しています森です。 バクラク事業部では、法人の支出管理にまつわる、アナログな業務を効率化するプロダクト群を提供しています。 そのサービスのコアとなる技術の一つがOCRで、請求書や領収書などの情報を読みとり、今まで目視で確認、手入力していた業務を自動化するなどしています。 バクラクのOCRの精度はかなり高いものですが、100%とはいかないため、読み取った他の金額を入力候補として表示することで、簡単に訂正できるようにして

BtoBプロダクトをシンプルに保つ「名前をつけない」UXライティング

こんにちは、ログラスでデザインマネージャーをしている高瀬です。 この記事では、名前をつけないUXライティングのアプローチについて考察し、なぜ名前をつけない決断が必要なのかを記載していきたいと思います。 プロダクトが複雑になる問題昨今のデジタルプロダクトは時間の経過とともに成長していき、どんどん便利な機能がリリースされていきます。はじめはシンプルで使いやすかったけど気がつけば複雑になっていき「使いにくい…」となることも珍しくありません。 私が所属しているログラスは「BtoB

生成AIサービスのUXデザインにおけるベストプラクティス | 豊富な実例付き

国内でも生成AIを使ったプロダクトづくりに取り組む企業は増えていますが、ユーザー体験の正解はまだほとんど体系化されていません。 そのため、サービスの実例を掲載しながら「生成AIサービスにおけるUXデザインのベストプラクティス」についてまとめました。 何でもかんでもチャットUIにしない Webサイトノーコード制作サービス「Wix」のAI機能は、テキストや画像など編集したい箇所をクリックした際にAI機能のボタンが出現する。 このように、制作系のサービスにおいて生成AI機能を提

¥1,500

図解がつくれると伝わり方が変わる! 初心者のための図解作成ガイド【事例あり】

「図解」は資料作成やプレゼンスライドの制作に欠かせません。その一方で「図解を作成してみたいけれど、経験がない」「これから図解をどんどん取り入れていきたい」という方のために、図解作成のノウハウを基本中の基本からまとめてみました。 今回の記事はアドビ社のPR企画「みんなの資料作成」に参加して執筆しています。 1 | 図解の定義まずは「図解」の定義について考えてみましょう。 たとえば、書籍『たのしいインフォグラフィック入門』の中で著者の櫻田 潤さんは次のように定義されています。

事業会社のUIデザイナーがSQLを書けるようになったら、デザイン能力が爆上がりした

こんにちは、クラシルでプロダクトデザイナーをしているかしこです! 半年ほど前から開発チームに異動になり、【既存の機能改善】や【プロダクトのグロース】を担当していますが、SQLを書けるようになったことでデザイン業務が数倍やりやすくなりました🚀 この記事では、 ①SQLをデザイナーが学んだ先にどんないいことがあるのか  ②どこまでがデザイナーの業務に必要なレベルなのか ③知識ゼロから何を手がかりにSQL学習を進めたらいいのか を紹介していきます✍️ 章ごとに内容が分かれてい