クラスメイトがラノベデビュー/VTuber記事がでた/デスゲーム初体験/都庁良い
今週の日記です。毎週月曜日に更新します。
クラスメイトがラノベ作家デビューした
高校時代のクラスメイトが小学館のラノベ賞を受賞し、ラノベデビューすることになった。すごすぎ。
コロナが開けて久々に同窓会を開くことになったので、10年ぶりくらいに連絡してみたら、明後日にラノベ賞の発表があると言われ、一緒にドキドキ……。
そして見事、優秀賞を獲得。すんげ~。皆さんからしたら、知らんやつが知らん賞を取っただけで別に「ふ~ん」としか思わないでしょう。
でも、自分からしたら、小学館ガガガ文庫というラノベレーベルは普通に慣れ親しんでいたレーベルだし、教室の隅でけいおん!の下敷きを見せびらかしては一緒にはしゃいでいた友人がラノベ作家デビューするって、やっぱり感慨深いものがある。
あとはまあ、作品名がさ、すごいよね。
『ドスケベ催眠術師の子』って。
このタイトルで賞を取るの、かっこよすぎ。
同窓会で聞いたら、10年応募し続けていたらしい。スゲッ。自分はオモコロ杯に4年応募し続けたけど、3年連続で落選だった時は結構辛かったので、10年って凄すぎる。
話は変わるけど、同窓会、びっくりするほどみんな結婚していて、びっくり。もうそういう年齢なんだね~と思い知らされた。
家買って、結婚して、子供産んで、ペット飼ってって聞いたときは、そんなのもう人生”あがり”じゃんって思った。手札が揃いすぎている。後はもう、子供の成長を見守りつつ老いるだけじゃん。自分はまだ「就職」カードすら手に入れていないのに。
「シャム猫を買っている」という奴もいた。シャム猫飼ってるってもう、その時点で勝ち組じゃん。負け組がシャム猫飼ってるの見たことないもん。
みんな人生ゲームのマスを順調に進め、あのポールみたいなピンを増やし、徐々にゴールに向かっているのに、自分はいつまでたってもスタート地点で足踏みしている感覚がある。RPGの最初の村から一生出てこない奴みたいな。
初めて一人でスタバでドリンク買ったのも、ついこの前だし。おこちゃますぎる。
VTuberの記事がでた
VTuberの記事が出ました。みんな読んで。
2018年に販売された本『バーチャルYouTuber名鑑2018』に掲載されているVTuber 1000人のうち、現在も活動している人はどれくらいか調べた記事です。
後半は、VTuber黎明期の2017〜2018年に何があったのか語ってもらう古参VTuber座談会というパートになっています。メンバーが結構豪華。協力してくれたお三方には感謝しかない。自分が当時普通に見ていた「バーチャル狐娘YouTuberおじさん」にインタビューしているって変な気分。
自分だけ実写のリモート取材、2次元の世界に自分がお邪魔してるみたいでなんかテンションが上った。令和ってすごい。
こういうちょっとマニアックなテーマの記事は、興味のある人が限られてくるので特定の層の人以外にはTwitterではシェアされにくいのだけど、逆に特定の層の人たちは結構話題にしてくれたようで良かった。
ゲーム・アニメ・声優・VTuberなどのオタクコンテンツを扱った記事は、うまくいくと「記事公開」→「2ちゃんでスレが立つ」→「その分野のまとめサイトが勝手にまとめて記事を紹介してくれる」というブーストが発生し、記事へのトラフィックがアップすることがあるので、今回はそこを目指した。
結果、3つのまとめサイトが勝手に記事にしてくれた。どの程度PVに影響があったかは謎だけど、とりあえず10万PVは超えているらしい。狙った層にはウケたようで良かった。
一方で、この記事は時間をかけ過ぎてしまったという反省がある。調査だけで15時間くらいかかっている。その後にエクセルでデータ分析をして、取材依頼をして、座談会資料をパワポで作って、リモート取材して、1万字超えの原稿を文字起こしして書いて……と、かなり時間をかけてしまった。時給換算したら、コンビニバイトより全然低い。
私の好きな番組で、アメリカンなガラクタ(コーラの自販機とか、ピンボールマシンとか)をレストアする仕事をしている業者の番組があるんですけど、その中で「時間をかけすぎて利益がなくなったらプロとして失格」みたいなことを言ってたんですよね。
時間をかけた検証とか工作をした記事、自分は好きだし「スゲ~」って拍手を贈りたくなる。でも、原稿料って別にバズっても変わらないので、一つの記事に時間をかけまくるとどんどん時給が安くなってしまうというジレンマがある。記事をバズらせようと時間をかけまくればかけまくるほど、書ける記事本数が減少して生活が困窮しちゃう。少なくとも、奥さんを養ってシャム猫を飼う生活は無理そう。
YouTubeみたいに、バズったら収益が増えるような仕組みがライターにもあればな~とか思ったりもするけど、まあ、それはそれでまた別の大変さがあるんだろうな。
あとは、記事の全てを書き終えた後で「VTuber」とすべきところを「VTuver」にしちゃってる事に気がついて、文字画像を全部作り替える羽目になったのが最悪だった。YouTubeにvという文字はない。最初に気づけただろ。
自由なテーマで好きなように企画を立てて記事を書かせてくれたTogetterには感謝。ありがたいですね。もしもイーロン・マスクのせいでTogetterが消滅したら、みんなでイーロンにクソリプを送ろう。頑張れトゥギャったん。
デスゲーム初体験
オモコロライターの神田さんに誘われて、山ラジさん・キショ松さん・しゅどんどんさんと一緒にリアル脱出ゲーム×デスゲーム『絶対絶命ワンダーランドからの脱出』に行ってきた。
いま振り返ってみたら、山ラジさん・神田さんとは、去年の12月から毎月何かしらの用事で会っている。こんなに一緒に遊んでくれるなんて、ありがたすぎる。お歳暮とか送りたいから、住所を教えて欲しい。
デスゲーム、すごかった。ネタバレ禁止だけら詳しいことは書けないけど、瞬速で脱落した人へのフォローもあって、ちゃんと全員が楽しめる仕様になっているのが嬉しい。
自分たちは最速で脱落して、エスポワールの脱落者みたいにヘラヘラしながら処刑室に連行されたんだけど、普通にスタートから最後まで退屈することなくデスゲームを楽しめた。「デスゲームを楽しめた」って文字列、狂ったゲームマスター以外で使う事あるんだ。
都庁、かっこよすぎる
都庁を見に行った。丹下健三の建築って侘び寂び云々ていうより、パッと見て小学生でも分かる「でっかくてかっこいい」が詰まってるからいい。
都庁の左右から伸びてぐるっと一周している空中廊下もかっこいい。機能性や必要性とかじゃなくて、「かっこいいからぐるっと空中廊下作っちゃいました」みたいな贅沢な設計がしびれる。今の日本じゃ作れない贅沢さ。
でも、個人的には第二本庁舎のほうが好き。メインの都庁の隣に立っている奴。なんかマインクラフトで作ったみたいなカクカク感が良い。トランスフォームして動き出しそうな予感を感じさせるし、キラキラのカードみたいに見る角度によってめちゃくちゃ見え方が変わっておもしろすぎ。
都庁のてっぺんにある展望台は毎日無料で公開しているので普通にオススメ。自分は昼間に行ったけど、たぶん夜景とかめっちゃ綺麗。手荷物検査されるし結構並ぶのでエレベーターに乗るまではそこそこ待たされるけど。
自分はメガネケースをめちゃくちゃ念入りに検査された。他のみんなにはわりとザル検査だったのに、なんでよ。