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体を元に戻す力【手技道コラムNo.186】(再掲)
2017.11.11掲載
こんにちは、手技道の多治見です。
上の写真のブラックボードはご存じですか?
手技道の前の駐車場に置いてあって、いつも「今日の健康」と題して、
健康の豆知識を毎日日替わりでお伝えさせて頂いております。
今週は写真通り、今週末11/12(日)に院長セミナーがありますので、
1週間このご案内をさせて頂きました。
道行く人が気に留めて、結構覗き込むように見て下さり、
写真には載っていませんが、
一緒につけたセミナーの案内用紙も毎日多数持っていって下さって
とてもありがたいと思っています。
今回のセミナーの題材は「人体の恒常性」についてです。
恒常性とは、状態を保つこと=人体においての一つは「免疫」となります。
ここでタイミングとして面白いと思ったのが、
今週はじめにNHKで人体についての特番がやっておりました。
「人体」という題名で、今現在の人体の最新の判明しているメカニズムについて、
詳しく解説された私達医療家にとっても面白い特集でした。
今週の題材は「筋肉と脂肪」についてです。
脳が脂肪や筋肉をコントロールするだけでなく、
逆に脂肪や筋肉が脳をコントロールすることもあるというお話です。
そんな話聞いたことありますか?
そこで出てきた重要な物質が、
食欲をコントロールするために、脂肪から放出される「レプチン」と、
そのレプチンの吸収を助ける為、筋肉から放出される「IL-6」です。
レプチンはホルモン。
IL-6はインターロイキン(Interleukin)の略で、電子伝達系のサイトカインです。
この名前何処かで見たことありませんか?
実はこのコラムでもよく出てくる免疫の情報を伝えるのが、ホルモンとサイトカインです。
これらは、ご自身の体内の中に一つ一つはごくごく微量ですが、
効果はとても重要で高い性能を持った物質なので、
手技道でも折を見ては話題に上がる物質です。
ホルモンもサイトカインも、人体の機能を働かせるために、
更に他の臓器やホルモン、神経に情報を送る液状神経の一部です。
特に、私が入社した10年前から、これからの医療はホルモン、
エネルギー、意識であり、これらを解明し、人々の健康意識を高めることが、
大切であると院長より教わってきました。
さすが時代を先取っている。
最初は何を仰っているのか全くわかりませんでしたが、
こうやって話を伺うのと、実際に治療させて頂くと、
ホルモン、免疫の大切さを実感します。
それは、病気の罹りにくさ同等以上に、
身体の治りやすさにも大きく関わるからです。
この「治りやすさ」とは「元の健康な状態に戻る力」=恒常性です。
例えば太っている人が元の痩せた身体に戻るのも恒常性です。
特に生活習慣が不規則でしたり、
寝不足などで、ホルモンバランスの悪い方は、
中々痩せにくい。
同時に身体全体の免疫の落ちている方は、
局所的な治療をしても、なかなか一部の治りが進みません。
私自身、無理なペースで仕事をしたり、
ちゃんと自己管理が出来ていないと、
直ぐに体調の崩れや免疫の低下を実感するようになりました。
その分、普段から手技道で扱う商品や、
自分でできる健康法や食養法の材料を用意して、
対応できるようにしています。
対応する前に予防することが何より一番大切ですけどね。
この人体の防御回復機能の免疫はじめ、
人体とは何か、知っていれば病気も病院も、治療院も必要ない(?!)
自分で自分の健康を知って作る事ができると思いますので、
是非ご家族お知り合い皆様お越し下さいますよう心よりお待ちしております。