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望診法~手技道の診方~パート1【手技道コラムNo.102】(再掲)

2016.4.2掲載


こんにちは、手技道の門田です。

100回記念という事で、多治見先生が
これまでのコラムのクイズを出しています。

是非皆さんみてみてください。
前回のコラムはこちらです。

さて4月も始まり、新しいシーズンを迎えられた方も多いと思いますが、
今回から私の担当するコラムでも新しいシリーズを書いていきます!!

具体的には「望診法」という手技道の診断の診方について、何回かに分けて、
書かせて頂きます。

一部は「子供に与える影響」シリーズでいくつか書かせていたのですが、
私のわかる範囲で、こういう診方で手技道は体の状態をみていますよという事を
余すところなくお伝えしていければと考えています。

ある意味、手技道の根幹を成すところでもありますので、そんな事を
書いちゃって良いの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これだけ情報が溢れている中、やはり本当の情報を手に入れる事は
大変難しいです。

右をみても、左をみても、健康健康という言葉だけが一人歩きし、
本当に正しい情報というのはほんの一握りだと思います。

その中で、やはり手技道に関わっている方には、
本当の情報を知って頂きたいと思い、
このシリーズを書く事に決めました。

少し専門的な言葉も含まれていますので、難しい部分もあると思いますが、
わからない部分はメールでお送りいただいても良いですし、来院した時に、
聞いて頂いても結構ですので、ついてきて頂ければ嬉しいです。

前置きが長くなってしまいましたが、第1回目は
「性質タイプの診断」という事をお伝えしていきます。

人にはもともともっている性質というものがあり、色々な見方があります。

骨 
強健な肉太の骨・・・陽性で丈夫、活動的

細くて弱弱しい骨・・陰性で虚弱、芸術的

筋肉、男女
柔らかい筋肉・・・果物、水分、野菜が多い、陰性

硬い筋肉・・・・・穀物、豆、ミネラル、動物性食品が多い、陽性

男性・・・・・・蛋白が多いため、活動的・頑固

女性・・・・・・脂肪が多いため、順応性が高い

頭部と身体(首から下)の比率
頭部と身体の割合は直立した長さで1:7です。

頭部が身体に比べて小さい場合、例えば1:8の場合、

肉体的・心理的状態において、平均より虚弱です。

頭部が身体に比べて大きい場合、例えば1:6の場合

肉体的・心理的にも強く、活動的だといえます。

身長
身長が高い・・・・陰性で呼吸器系、神経系の病気になりやすく

精神的な才能を発展させる傾向にある

身長が低い・・・・陽性で消化器系、循環器系の病気になりやすく

社会生活において活発である

肩の角度
いかり肩・・・・・男性的で活動的である

なで肩・・・・・・女性的で美的芸術的な性質を持つ

アンバランスな肩・・どちらかの肩が上がっている場合で上がっている側の
臓器が弱っており、肺・大腸に症状が出やすい

手足
大きく厚い手足・・身体的心理的な内面が強く、
知的活動においても柔軟で趣がある

小さい手足・・・・肉体的に強く見えても、
精神的活動においては不活発である

長く繊細な指・・・情緒的で芸術的美的世界を認識する
能力に優れている

短くずんぐりの指・肉体的に活発で自然環境に対しては強い抵抗力を持つが、
心理的精神的な物事に対しては能力が乏しい

ざっとあげた中でもこれだけあります。

食生活や環境でも変わってきますが、
性質としてはこんな傾向があるという事です。

今回はここまでです。
お読み頂きありがとうございました。

最後に桜が満開だったので、おもわず撮ってしまいました。

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ではまた。


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