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カメラ紹介:その②

 初めましての方は初めまして。ゆうさんPです。
さて、今回第7回目の内容は「カメラ紹介:その②」で行きたいと思います。是非最後までお付き合いください。

 今回ご紹介するカメラはこちら
MINOLTA:SEMIP(ミノルタ:セミピー)です!

 このカメラは1953年に「20余年の歴史を持つレンズの素晴らしいミノルタセミP」「カメラ本来の目的を飽くまで使命とした堅牢にして良く写る実用向」という広告と共に発売されました。

次に基本性能について
・レンズはCHIYOKO PROMAR 75mm/F3.5
    (チヨコ・プロマー)
何処かでアイドルでもしてそうな名前ですね。
・サイズは120×79×43(101)mmと手のひらサイズと言うには少し大きめだと感じます。
・シャッター速度はB・1/2~1/200秒
・重量は約460g 個人的には軽いと思います。
電池は使用せず、フィルムさえあればすぐ撮影できるといった形になります。
・当時の販売価格は10950円。
(現在の価格換算だと10万円前後くらい)
・販売元は千代田光学精工株式会社
(2003年にコニカと合併しコニカミノルタに社名変更)(2006年にカメラ、フィルム事業から撤退済み)

スプリングカメラ「ミノルタ・セミP」。ブローニーフィルムを使用する4.5×6cmのセミ版。
距離計はなく、(単独別売り)前玉回転式目測。 III型のレンズやシャッターを簡略化した機種となります。

セミPには多くのバリエーションがありますが、本機種はファインダーとアクセサリーシュー位置が、前機種に比較して 7mm巻き上げノブ側に移動したP-IV型となります。
ミノルタセミPのセミは半分という意味で、1コマ6 x 9のサイズに対して半分の6 x 4.5を表しています。120ブローニーフィルムで16コマ撮影できます。35mmの普通のフィルムカメラに対してハーフカメラは1コマの半分のサイズを使用するのと同じ仕組みです。

次に使い方について

蓋が閉じている状態

まず、画像本体右側面にあるロックを外し裏面を開き、フィルムをセットします。

セットが終わったら画像右上にあるつまみを回しフィルムを撮影できる状態にセットします。
⚠︎フィルムの会社にもよりますが、

このようにマーク→数字の順に出てくるので数字が裏面の窓の中央に来るまでしっかりと回しましょう。

現在使用中のため11と表記されています。

次は撮影準備です。
画像右上のつまみのそばにあるボタンを押すとロックが外れ、蛇腹部分が展開されます。

展開時の姿 

この状態が撮影時の基本状態です。

このカメラはシャッターチャージをしてからシャッターを押して撮影する形となります。
前玉を回し被写体との距離を決め(ピント調整)
シャッター速度、光量を調節し、シャッターチャージ。そして画像左下のシャッターボタンを押して撮影します。撮影した後は最初の撮影準備と同じくフィルムを回し再度撮影できるようにセットします。この繰り返しで撮影していきます。

フィルムを使い切り撮影が終わった後はフィルムが感光しないように注意しながら取り出し、開かないように輪ゴム等で締め、光に当てないようケース等にしまってから現像してもらうために対応店舗に持っていきましょう。
私はカメラのキ○ムラにお願いしています。
一度工場に送っての現像になりますので2〜3週間ほどかかると思われます。

最後に実際に私が撮影した写真も載せておきます。

光入れすぎ?
手ブレが…
棒静岡のゲームみたいですね。

とまぁ、あまりうまく撮れているとは言い難い仕上がりですね…ま!これからってことでここは一つご容赦ください!
🚨最後に注意事項だけ🚨
蛇腹タイプのカメラを買う際は蛇腹に穴が空いてないかをしっかりと確認してから購入しましょう。穴が空いていては撮影ができません。このカメラで最も重要な部分になります。また、フィルムをセットするスプールがない場合もあります。その際はネットで購入されるのがいいかと思います。

以上で今回の「カメラ紹介:②」を終わりたいと思います。それではまた別の投稿でお会いしましょう。

またね!

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