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小さな会社のつくり方・変わり方

こんにちは!
前回の「ゼロ秒思考」に続いて、読んだ本の感想を書きたいと思います。
noteにアウトプットする事で、インプットの効率が上がり、自身の知識に変わると思っているので、実践していきたいと思います。

今回読んだ本は著者山本憲明さんの危機でも大丈夫!「小さな会社」のつくり方・変わり方という本です。
個人的には今後の時代に合った内容で、税理士という立場から見られたからこそ、小さな会社を経営するという結論だったんだなと思い、腑に落ちる内容でした。
今の自分と重なる事も多く、興味深い内容でした。
この本は2021年1月に出版された本なので、世界的にコロナウイルスが広がっており、日本でも第2回緊急事態宣言が発令していた時でした。
この内容はコロナウイルス等によって、襲われた危機・今後新たなウイルスや経済危機にも対応できるようになる必要があるという内容です。

小さな会社を持つ必要はない

今までの会社経営の考え方であれば、「売上を増やして店舗も拡大して従業員も沢山増やして沢山の税金を納める」という事が正しいと言われていました。
以前私がいた会社もベンチャー企業だった為、イケイケドンドンの社風で私もそれが正しいと思っていました。
しかし、著者はそれを否定されています。
それらの理由は

  • 日本は人口減少していく

  • 会社は大きくなってから、縮小する事は難しい

  • 従業員を解雇する事が難しくなった

  • 外部要因で売上が下がったとしても、簡単に給与は下げられない、固定費も下げられない

  • コンプライアンスを気にしなければならない

  • 持続化支援金などの国からの支援も大きい会社は恩恵が少ない

このような事を挙げられています。
その為、すぐ変化する事の出来る小さい会社として生きていく方がメリットが多いと。
事業が上手くいかなくなった・時代に合わなくなったと思っても、小さい会社であれば、すぐに路線変更が出来る。
理想は引きこもりでもビジネスが成立する仕組みが良いとの事。
オンライン上ですべてが完結し、家を出なくても売上が経つ仕組みが理想との事です。
さらに、今では会計ソフトや給与計算ソフト・営業代行など色々なサービスがある事によって、人を雇用する必要がなくなっているという事もあります。
その為、1人でも会社を運営出来るという考えです。

会社は一つじゃなくても良い

会社は一つでなくても良いと言う事を言われています。
まず一つ会社を作って、利益が出る仕組みを作れば、その利益でまた一つ会社を作る。
それでどんどん会社を増やしていく。
最終的には会社を売却してキャピタルゲインを受けるのも一つ、別の人間に会社運営を任せて、アドバイザーとして経営に関わり、株式配当を受けるのも一つの方法と言われています。
これからの時代M&Aはさらに盛んになるので、柔軟に対応できるようにしいくのも大切だと書かれています。

人生設計も考えて、会社経営をする

人生設計も考えて、会社を経営した方が良いとも言われています。

「仕事を辞める年齢」
「いつまで働くのか」
「いつまで稼ぎ続けるのか」

という事を自身の考えと照らし合わせる。
100歳に自分が亡くなって、60歳で仕事を引退すると考えたら、残りの40年間生活出来る貯蓄を考えていかなければならない。
年間の生活費を算出して、60歳までに貯めなければならない。
その為に会社からの収入はいくら必要で・いくら投資に回さないといけないのかという事も書かれています。
このような人生設計を今までしていなかったので、改めて必要だという事を痛感しました。
私も計算しましたが、かなり危機感を感じました。

まとめ

将来的には会社を設立しようと思っていますが、今回の本を読んで、もっとしっかり考えないといけないなと痛感しました。
皆さんも読んでみて下さい!

最後までご覧頂き、ありがとうございました。


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