【レポート】教えて!西野先生 モノづくりと、とっても大切な「お金」と「集客」の話
1月25日に映画「えんとつ町のプペル」を観に行きました。
観に行った後で知ったのですが、この映画は観賞後特典が継続的に用意されているようで、1/25〜1/31の映画の半券を持っている人への特典は西野亮廣さんのオンライン講演会の『教えて!西野先生 モノづくりと、とっても大切な「お金」と「集客」の話』視聴ができるというものでした。
講演会は平日19時スタートで家事育児のピークタイムにぶつかっていたためリアルタイム参加はできなかったのですが、ありがたいことに数日間はアーカイブが残されているのでそれを視聴しました(余談ながら、オンライン講演会はこういうところが本当にありがたい)。
これまでに触れてきた西野さんの書籍などにも同様の内容がありましたが、自身への改めてのインプットも兼ねて、講演会の気づきをこちらに残しておくことにします。
■前提:お金が無いと創作活動は継続できない
単発の創作活動であれば気合と根性で乗り切れるかもしれないけど、それを継続していくためにはお金が絶対に必要。
これは至極当たり前の話。
でも、なぜか学校ではそれを教えてくれない。だからこそ創作活動に取り組む人は、「お金」と「集客」の勉強を自分自身でしなければなりません。
■お客さんが参加できる余白を設計すべし
例として、西野さんの関わるイベントのチケットの話が挙げられていました。
①A席 ②B席 ③スタッフとして働く券
の3種類を販売すると、真っ先に完売するのが③とのこと。お金を出して働かされるにも関わらず③が一番売れる理由は「人々は発信するネタを求めている」から。
誰もがSNSで「いいね」や「フォロワー」を求めて発信をしたがっているというのがその背景にあります。
■田中くんになれ
講演会の中で例として挙げられていた「田中くん」がとてもわかりやすかったのでそれを引用させて頂きます。
「チェーン店の700円のラーメン」と「幼なじみの田中くんのお店の800円のラーメン」だったら、あなたはどちらを食べたいと思いますか?
この問いには多くの人が後者を選ぶでしょう。それはつまりラーメンの味という機能ではなく、田中くんという意味を選んだということ。
インターネットの登場により優れた機能の商品を世界中から選べるようになった今、コミュニティの力を活用して自分の商品にいかに意味を持たせるかが、これからの時代には欠かせません。
■意味変
それでは意味の要素を強めるにはどうしたら良いか?それには意味変(イミヘン)が有効です。
意味変の例として挙げられていたのはCD。
当初:音楽を聴くもの
90年代後半:インテリア
2000年代:握手券
と、CDはその持つ意味を変化させて販売されてきました。
意味変の手法には「①特典を付ける」か「②ブランディング(打ち出し方)を変える」かがあります。
■感想:お金の話ってこうやって子供に伝えれば良いのか
今回は全世代対象の映画「えんとつ町のプペル」の観賞後特典ということで、講演会視聴者には中高生も多かったようです。
お金の話を自分の子供にどう伝えたら良いのか悩んでいたので、西野さんの若年層に向けたお金の話は、変に身構えることなく普通に伝えれば良いのか、と非常に参考になりました。
書籍などお金に関する情報に触れさせること、お金の使い方を考えさせることは、家庭内でも機会を設けていきたいと強く思いました。
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