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頒布価格を考える。
買おうと思っているA5サイズ120ページ900円のアンソロジー、1000円だったら買うのをやめる?
答えはノーでしょう。100円程度で揺らぐ愛じゃない。
たまにこういう半端額のアンソロジー頒布を見かけるんだけど、キリよく1000円にした方がいいと思うんだよね。なんでかって、会計に時間がかかるから。
釣り銭は用意した方がいいよ!なんてアドバイスを見るけれど、オタクは礼儀正しく真面目な人が多いので、大半の人は購入用に小銭を用意して来てくれます。900円なら5枚か9枚の硬貨を出す。これは出す方も大変だし、数えて受け取る方も大変。千円札を出してくれれば100円返すだけで済むけれど、本とおつりどちらをどう渡すかでまた手間取る。モタつく間に列が伸びて焦る。
並んでる方も早く次の本を確保しに行きたいから、キリ良く払って早く済むならその方がいい。高くて買えないなんて言う人は客層から離れてるだけです。いや即売会に客はいないんだけど、まぁ、縁がなかったと諦めていただくだけ。薄い本は奪い合いの贅沢品ですよ。
コミケの大手さんは新刊セット3000円とかオペレーションしやすくしてるよね。何百人も並ぶんだからミスが起こりにくいに越したことはないのよ。
とはいえモノクロ8P落書きコピー本500円を見た時は強気だなとは思いました!500円玉1枚、出すのも引っ込めるのも簡単。
薄い本は一期一会なので、悩みますね。
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