少女まんがの王道をゆく、別冊マーガレット!
別冊マーガレット編集部の日常をお届けします
はじめまして! 別冊マーガレット編集部の新人Y山です。
自分が就活生の頃は、このnoteの記事を全部くまなく読んで、集英社での仕事生活をよく妄想したものでした。この記事も皆さんの就活のモチベーションにつながれば幸いです。
さて、いきなりですが、皆さん「別冊マーガレット」という雑誌はご存知でしょうか?
『君に届け』や『アオハライド』、『俺物語!!』などの大ヒット作を輩出してきた少女マンガ誌です。その「別マ」で私は毎月の連載作品を担当しながら、マンガの持ち込みを受けたり、予告や読者ページなどの記事を作成したりしています。
昨年秋には、はじめて担当作のコミックスが出たので、発売前月は大忙しでした。発売記念に企画したクリアファイルのプレゼントは、読者の皆さんに喜んでいただけて、頑張った甲斐があったな~とすごくうれしかったです。
「ある日のスケジュール」
11:00 出社。一日のスケジュールを確認し、メールの返信をします。入社前に思っていたよりもメールの回数が多いです。「べ」と打つだけでPCの予測変換の一番上に「別冊マーガレット編集部のY山です。」と出てくるくらいです。
12:00 コンペ会議。月に一度、読み切りや新連載の掲載を決めるための会議があります。「別マ」では編集長から新人までが全員参加! 先輩たちの的確な発言に日々是学びです。
14:00 ランチ。神保町は美味しいお店がたくさんあっていつも迷います。一番よく行くのはチェーン店の大戸屋です。
15:00 先輩にアドバイスをもらいながら、予告ページのラフ作成。「予告ページはマンガと同じ」というある上司の格言を胸に刻み、なるべく読みやすいページになるよう心がけています。
17:00 デビュー前のマンガ家志望の方と打合せ。先日、担当している方がはじめてデビューできました。本当にうれしかったです。
18:30 連載作家さんと電話で打合せ。「別マ」は遠方にお住まいの作家さんと打合せをするための出張が多い編集部ですが、一方で電話での打合せも多いです。毎月、どうすれば読者を楽しませられるか、作家さんと一緒に頭を悩ませます。
21:00 退勤。稀に帰りの電車で「別マ」の作品を読んでいる人を発見し、インタビューしたくなる衝動に駆られます。
Free Talk
「人と会って話せるよろこび」
これを読んでいる方の多くは、コロナ禍の学生生活を経験したと思います。私もそうでした。家にこもる生活が普通になってしまうことが寂しかったです。
編集者は究極的には、「人と会う」仕事だと思います。編集者はひとりでは何もできません。多くの人に会って、話し、力を借りて、ようやく私たちは仕事ができます。就活生の皆さんには、様々な人に会って話してほしいと思います。その楽しさや喜びを知っている人にとって、きっと集英社は楽しい職場です!