就活Q&A ~Vol.4~

2023年度採用に向けて、5月以降、集英社はオンライン業界研究イベントに多数参加しています。ご視聴いただいた全国の皆様、ありがとうございます!

毎回、本当にたくさんの質問をいただいていますが、講演時間内にお答えしきれず、申し訳ありません。(対面イベントならば時間をあまり気にせず、お答えできるのですが……)

というわけで前年度に引き続き、こちらで回答させていただきますね。

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Q.今年のインターンシップはオフラインで開催ですか? また具体的な内容も教えてください。

A. まだ開催方法は決まっていません。今年の秋~冬ごろに採用HPでお知らせできる予定です。

前年度の例でいうと、1月下旬~2月上旬にオンラインで「1dayインターンシップ(仕事体験)」を開催し、「女性コミック」「男性コミック」「ファッション誌」「文芸」「宣伝」の5部署が担当して、講義とワーク、講評を行ないました。

ワークの内容ですが、具体的には「ファッション・美容・ライフのジャンルで、企画プランを考える」「『逆ソクラテス』『呪術廻戦』『かぐや様は告らせたい』の宣伝方法を考える」「マンガの新人賞候補作を読んで講評する」「小説のリード文(見出し)を考える」……などを実施しました。


Q.宣伝部と広告部の仕事の違いがあまりよくわからなかったです。

A. ものすごく簡単にお答えするとこんな感じです。

◆宣伝部=「広告を出す側」
◆広告部=「広告を入れる側」

つまり、みなさんが街なかや駅、テレビなどで目にする「集英社作品に関する広告」をつくるのは、宣伝部の業務。

そして、集英社の雑誌やWebサイト上でご覧の「他社商品に関する広告」を、集めて掲載するのが広告部の業務です。

言い換えれば、宣伝部は「費用をかけて自社作品を広げる」ことを目的としており、広告部は「クライアント企業から広告掲載料をいただくことで収益をあげる」ことを
目的としているわけです。おわかりいただけたでしょうか?


Q. 研修の内容について詳しく教えていただきたいです。

A. 新入社員研修は、入社後2か月をかけて行なうのが常でしたが、書店さんでの実習や、製紙会社、印刷会社の工場見学などがコロナの影響で実施できなかったこともあり、今年の新入社員の研修は約1か月半に短縮されました。

研修は「集英社の業務について知る」ことが目標なので、全部署の業務を網羅するメニューを組んでいます。そのなかで、豪華なゲスト講師にもご登壇いただきました。

書籍部門の研修では作家の朝井リョウさん、爪切男さんが来社されて、「編集者と作家の関係性」「社会人として大切なこと」などをお話しいただきました。
また、週刊プレイボーイの研修では、モーリー・ロバートソンさんの講義、女性誌の研修では占星術家・水晶玉子さんのインタビューも実施しましたよ。


Q.海外で働くことは可能でしょうか。

A. 現在、サンフランシスコ、パリ、上海に関連会社があり、それぞれ若干1~2名の社員が出向し、現地での出版や配信などに携わっています。赴任前は会社負担で、ベルリッツの語学研修を受けられます。
また、出向とは異なりますが、コロナ以前は海外出張の機会も多く、様々な部署の社員が、担当作品の取材、パリコレなどのショー取材、国際ブックフェアへの参加、海外出版社との交渉などで、世界中の様々な国・地域に足を運んでいました。

Q. どのくらいの頻度で読書をしていないと厳しいですか?

A. 1週間に何冊、といったような回答は難しいのですが、社員のほぼ全員がおそらく毎日、
何かしらの本・マンガ・雑誌を読んでいるのではないかと思います。
興味のある本が多すぎて、並行して何冊も読み始めてしまい、読みかけの作品ばかり増えていくのが悩みといえば悩みです。
近々、採用担当NとTの新刊紹介コーナーを、こちらのnoteで始めようと思っています。どうぞ期待しすぎずに、期待していてください!