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小説編集ってこんなに面白い!    ~物語を生み出すまでの伴走者~

読むのが仕事って……楽しすぎる。

こんにちは! 集英社オレンジ文庫編集部の新入社員・Oです。
私が所属するオレンジ文庫は、アニメ化やドラマ化といったメディアミックスを目指しつつ、幅広いジャンルの物語を扱う小説レーベルです。最近は10代向け小説にも力を入れています。
仕事内容はといえば、作家さんとのプロット打合せから始まり、イラストレーターさんとのやり取りや帯の作成など……。文庫が刊行されるまで一気通貫で携わることができるので、新入社員が本づくりを学ぶにはもってこいの編集部なのです。


重版が入ったときに、印刷会社さんとやり取りする担当も務めています。

また編集部では、3か月に一度の「短編小説新人賞」と、1年に一度の「ノベル大賞」という2つの小説賞を大事にしています! たくさんの応募原稿を読んだり、選考委員を務める作家の方々のお話を伺ったりしていると、本当に勉強になることばかりです。


ゲラのチェック中。奥の書棚に収めてあるのは、この部署、過去50年分の刊行物!

【ある日のスケジュール】

・8:30 起床
・10:30 出社前に、作家さんのご自宅へ原稿取り。
・11:00 出社し、メールチェックや原稿の整理。
・12:00 ランチ


同期に教えてもらったパスタ専門店。美味しすぎてパスタの概念が覆りました。

・13:00 公式SNSの運用について、宣伝部と打合せ。
・14:00 担当作家さんと喫茶店で打合せ。


作家さんからいろいろなお話を伺う時間が楽しいです。

・16:00 退勤までの3時間、編集部にて原稿をチェック。
・19:00 退勤。野球好きで仲よくなった別部署の先輩と夜ご飯へ!


北海道を舞台にした小説を作るため、作家さんと小樽に行ってきました。

ー私の胸が高鳴ったときー
とにかく書きまくった読書ノート!

大学時代はコロナ禍ということもあり、図書館でかなりの時間を過ごしました。地下書庫に眠る古書や絶版本を読んで、抜き書きや感想をノートにまとめていると、新品のノートがまるで自分だけの図書館に変わっていくようで胸が高鳴るんです!
「集英社といえばマンガ」をイメージする方も多いかもしれませんが、マンガにまったく詳しくなくてもご縁をいただくことができました。ぜひ自分の好きなものに自信を持って、就活してほしいと思います。


ラジオや音楽を聴きながらノートを埋めてゆく、快楽のひと時……!

2026年度定期採用の入社志望書の入力・課題のアップロード締切は、
2025年2月7日(金)11:00です。
ご応募を心よりお待ちしています。