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就活Q&A ~vol.1~

こんにちは。採用担当T子です。コロナ禍で大荒れとなった2020年も残りわずか。今年も様々な説明会・就活イベントに参加しましたが、そのほとんどがオンライン開催でした。(写真はオンライン配信の様子。集英社パネルは、広報部から借りています~)

オンラインになったことで、例年よりもたくさんの学生さんに採用担当の話を聞いていただけた一方、コミュニケーションが一方通行になってしまったり、チャットでいただく多数の質問に答えきれなかったり、もどかしさや心苦しさも感じている今日この頃です。そこで、今回は各セミナーでみなさんからいただいた質問に、どんどんお答えしていきたいと思います! ぜひお付き合いください。

Q.自分らしさをアピールするにあたり、マンガや雑誌とは関係ないジャンルのことを話したら、ズレていると思われますか?

A.そんなことは、まったくありません。本や雑誌のなかだけでとじこもっているのではなく、いろいろなジャンルにアンテナを張っていることこそ、強みになりますよ。引き出しは多いほど、仕事の役に立ちます。どんどんアピールしてください!

Q.マンガ編集で培った経験が、ファッション誌の編集で役に立つことはありますか。

A.もちろんありますよ! ファッションページの構成をマンガ仕立てにしたり、あるいはファッション誌でマンガ特集を組んだり、マンガ家さんにファッションページのイラストを描き下ろしてもらったり……。アイデア次第でいろいろなことが可能です。どんな経験も肥やしにして、新しいページをつくっていけるとよいですね!

Q.少女誌や少年誌の部署、両方を経験した人はいますか?

A. もちろん大勢います。採用チームのNも、少年マンガ誌→少女マンガ誌→人事部というキャリアの持ち主です! ここでNからも一言!

「わたしは少年→少女、の順番でしたが、少女→少年の社員ももちろんいます。異動した時は多少の戸惑いはありましたが、マンガ編集が大事にしなければならない部分は変わらないというのが、いまの思いです。
(才能へのリスペクト、大事なポイントに気づく力、わかりやすくアドバイスする言語力、作品を広げる拡散力、関係各所をまとめる調整力などなど)

少年マンガの編集で得た知見を少女マンガでいかせたこともありますし、少女マンガの編集で得た気づきに、「あ! これ少年マンガでも使えた!」と思ったこともあります。

そして人事に来て思うのは、どの部署の仕事も本質は一緒、ということ。
新しいコンテンツ(マンガ、小説、アイドル、服、コスメなどなど)を世の中に広げる、のが集英社の仕事。ですので新しいものや出会いを楽しめる人はどの部署でも楽しめる! と思います」

Q.本を日頃から読む習慣がないのですが、採用にあたって不利でしょうか?

A. 例えば、小説はあまり読まない人でも、「アプリでマンガはたくさん読んでいる」とか
「そういえば新書やノンフィクションは結構読む」とか「雑誌は月に何冊も読んでいる」とか「美術書や写真集を集めている」とか。ふり返ってみれば、「出版物とあなた」との良い関係がきっとあるのではないでしょうか? 出版物が好きな人に来てほしいのはもちろんですが、集英社は総合出版社なのでジャンルはなんでもOKですよ~。


Q.編集者を目指す場合、文章が書けない人は厳しいですか?

A.編集者はもちろんのこと、じつは営業部門においても自分の書いた文章が販促物や宣伝物に使われるので、一定の文章力は必要です。とはいえ、これに関しては入社後の教習や、配属先での実地で学べるのでご安心を。2か月の新人教習では毎日、教習のふり返りとして日誌を書きますが、これでかなり上達する人も多いですよ。


まだまだ、質問はたくさんいただいています。
次回以降は、採用担当からの回答だけでなく、現場の社員にもどんどん聞いていきたいと思います! どうぞお楽しみに!