行き詰まった人々が、ひととき住み着く「家」を巡る連作短編集。彩瀬まる『さいはての家』【電子版配信中!】
この世から逃げたくて仕方がない。
それと同じくらい、
この世に触れたくて仕方がない
(本文より)
『さいはての家』
彩瀬まる
駆け落ち、逃亡、雲隠れ。
人生の行き止まりから逃げ出した人々がたどりつくという、とある郊外の古い借家。
かりそめの暮らしの先に見えた“光”とは?
行き詰まった人々が、ひととき住み着く「家」を巡る連作短編集。
〈各話紹介〉
家族を捨てて逃げてきた不倫カップル ――「はねつき」
逃亡中のヒットマンと、事情を知らない元同級生 ――「ゆすらうめ」
新興宗教の元教祖だった老齢の婦人 ――「ひかり」
親の決めた結婚から逃げてきた女とその妹 ――「ままごと」
子育てに戸惑い、仕事を言い訳に家から逃げた男 ――「かざあな」
※電子版の価格は各電子書店にてご確認ください。
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