今日は泥酔状態について考えた。

深夜バイト歴が3年位になるが

忘年会や新年会のシーズンになると深夜クルーは

必然的に酔っ払いの介護という職務が増えてしまう。

最初の泥酔状態の人をみたのは

東大赤門前で働いていた時、事務室で休憩をとっていたら

明らかに顔を赤らめた女性が入ってきて

お菓子コーナーを背にその場で座って寝てしまったのだ。

どうして良いのか分からず放置していたのが

他のお客さんに「一度、起こした方がいいのでは?」

と言われて

臼倉は肩を叩いて起こし、気が付いた女性は

足早にその場を去っていった。

数時間後にその女性は現れた。

しかし、先ほどと様子が違っていた。

足は裸足、先ほどまで背負っていたバックは背負っていなかった。

その女性は臼倉に向かって

「私のバックは何処いったか知りませんか?」

と聞いてきた。

もちろん、知る由もない。

というのかまっすぐ家に帰ってくれとしか思えない。

お酒を飲むなと言わないが、自己管理だけはしっかりしてほしいと思う。

そんな事が特に呑み会が多いシーズンだとまあまあの確率で起こる。

心が大きくなり、作業中の店員にしつこく話しかける大学生もいた。

「何やってるんですか?」
「時給なんぼですか?」
「今いくつですか?」

としょうもない質問ばかりしていて

その時対応した先輩に

「これ以上営業妨害するとつまみ出すぞ」

と言われても応じなかったので

その大学生はあっさりその先輩に襟を掴まされてそのままコンビニの外へ放り出されていた。

また昨日は昨日で酔っ払った女性が何度も同じ買い物をする事があった。

お茶とパンとフリスクを3回同じ買い物を繰り返す。

なんか嫌な予感がするなと思ったら

4回目にアイスケースを背にウトウトしては

その場にアイスケースの角に頭を打って倒れたので

「いい加減にしてください。歩けますか?」

と聞いてなんとか帰ってもらった。

他にもチャミスルの瓶を割られてドリンクコーナーの床がベトベトになったり

自分がいないところでは自動ドアの玄関マットに吐かれて掃除するハメになったと

酔っ払い客は勘弁してほしい事が多い。

そう思うと居酒屋さんてたまによく見る

「トイレを汚したら罰金◯◯万円」

という罰金刑に処するやり方がいかに理にかなってると思うのだが

そういうのをやろうというコンビニがどれくらいあるのかねえ。

レアケースだからめんどくさくてやらないのか。

どちらにせよ記憶がなくなるまで呑まないでくれという位しか願えないのが

今の現状。

あまりにも収拾つかない場合はお巡りさんなんでしょうけどねぇ。

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うすちゃん(面白いnoterに選ばれた人、シュースケ・ヘラクレスオオカブト)
芸事だけで少しでも食べていきたいです。