雑談『M-12回戦合格者で思う話』

2022年10月17日
私個人が思うM-1の話をここでひとつ。
今M-1グランプリ2回戦が始まっている。
若手で初めて通った人もいれば、前回は突破して2回戦敗退している人もいる。
前のパッケージで3回戦まで進めてた方も1回戦で落ちた方もいる。
人生その年で結果が変わる不思議な大会だと思う。
その大会において今回の合格者を見て思った事は
明らかに審査員、いやテレビスタッフが初戦からテレビでどう扱うかを考えながら選んでいる気がしてならない。

これはある種テレビの番組会議を想定して頂くとわかりやすいかもしれない。

M-1という全国ゴールデンで全くの無名芸人を扱うのはいくら何でもギャンブルに過ぎない。

もしかしたら、急にそいつらがネタを飛ばしたら放送事故。

マヂカルラブリーさんが初進出の際に急に野田さんが服を脱ぎだした事でカメラマンが慌てだしたように

やはり無名の芸人を起用するということはかなりのリスクなのだ。

ではそのリスクを少しでも減らしながらも

無名芸人を扱うには
『何故、この人達が選ばれたか?』

お笑い番組も普段見ない視聴者に納得させる要素が必要なのだ。

例えば、今年3回戦進んだ『ハバネロ胡椒』さんが選ばれた理由は明らかに社会人漫才王優勝の影響だと思う。

テレビ欄に『サラリーマン漫才王登場』と書かれたら視聴者は食いつくかもしれない。

といった想像であげてる事も全然あり得ると思う

勿論『面白い』がある前提だが

流石に面白さだけであの何千組から判別するのは相当困難。

とすると考えられるのは

絶対に『口コミ』なり『他の賞レースの実績』なり『芸人がメディアに出る事で及ぼす影響力』なり

『この人を上げる理由』が必要になる。

他にも『きしたかの』が3回戦に進んだ影響には例のYouTubeだろう

『ぱーてぃーちゃん』も3回戦に進んできたのは『おもしろ荘』からの勢いだと思う。

逆におもしろ荘でブレイクした『everybody』は1回戦で敗退しているのは

完全に流行り廃りが影響している。

それだけM-1で誰がブレイクするのか見定めるうえでは『影響』というものが必要になっていくし

スタッフ会議で無名のコンビを世に出すには『ある程度の理由』がないと決勝へGOとはならない気がするのだ。

3回戦のメンツを見てても土木作業員、警察官出身や公務員コンビ、家庭教師VS中学校教師とテレビ欄に書いたら視聴者が食いつきそうな人達ばかりが選ばれている。

そう考えると2回戦になると『引き』が鍵になるかもしれない。

ただ、そういう事を自分が書くと

じゃあ、『あの女芸人はどうだ?かわいいし、面白いし』話になりそうだが

ハッキリ言うと『かわいい女優のほうがメチャクチャいる』。

ましてはブラウン管の向こうには『グラドル』『アイドル』だって芸能界にはいるわけだから

『かわいい』『面白い』では突破は厳しい。つーか弱い。

だから本当に選ばれた人は『テレビ欄に書いたら視聴者がチャンネルを合わせる』ネタだと思って間違いないと思う。

やはり、自分としてどう考えても何千組のネタを細かくチェックするのも大変だし(比較が難しいから追加合格制を採用するわけだけどね。)

ストレートに選んだ理由としては『漫才が面白い』だけで決めてる感じではないと思いましたね。

これが3回戦のメンツを見て思った事です。





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うすちゃん(面白いnoterに選ばれた人、シュースケ・ヘラクレスオオカブト)
芸事だけで少しでも食べていきたいです。