ポートレートで使うカメラ機材
新潟で写真を撮っているshucaです。
スナップもポートレートも撮るのですが、ポートレートはだんだんと、シチュエーション別に持ちたい装備が決まってきました。全部持っていけたらそれはそれでありがたいのですが、長距離移動や車を使用しないときなど、制限されるときがあるので……。
今回は持っているカメラとレンズを紹介した上で、シチュエーションによってどのように使い分けているか書いてみます。
私が持っているデジタルカメラはAPS-Cのものですので、換算しながらお付き合いください。
機材と組み合わせ
① Canon EOS M6 Mark II
はじめにCanon FD50mm f1.4 または28mm f2.8をつけていることがほとんどです。いわゆるオールドレンズ。ちなみにフィルム一眼のCanon AE-1を15年ほど愛用していて、そこにはFD50mm f1.8がついています。デジタルとフィルムで共有できるようにしているのがFDレンズです。
次に、純正ともいうべきかEF-M系は18-55(広角〜標準)と55-200(標準〜望遠)を持っていますが、ポートレートに使うことはほとんどありません。また、22mm f2の優秀レンズはGRを購入してからというもの、ほとんど使っていません……
それから、②のカメラでも使えるようにしているM4/3で接続する系のSuper Takumar 55mm と carl zeiss Jena 55mm です。王道のフレア、ですね。とても好み。
② FUJIFILM X-Pro3
XF35mm f1.4をほぼつけっぱなしです。
レンタルして23mmと数ヶ月悩みましたが、35mmに。標準の範囲をカバーするという意味で…。55mmが換算85mmくらいの準望遠だとすると、棲み分けがしやすい。広角はGRに任せる!と決めています。
③ RICOH GR III
換算28 / 35 / 50mm ボタンひとつで画角を変えられるようにカスタムしています。ポートレートで頼りたいのは28mmです。
屋外〜広い室内では
わたしにとって一番慣れていて安心するのがEOS M6とFD50mm(換算約85mm)の組み合わせ。公園などのロケーション撮影は本当に使いやすいです。レンズでというよりも、自分で距離をとりたがります。寄りも引きも。それから、マニュアルフォーカスの際のピーキングもわかりやすく、撮影後にピントの合っている確率が高いです(個人の感想)。X-Pro3のピント合わせにも慣れなきゃいけないですね。
狭い室内
室内では換算85mmが辛い時があるので、X-Pro3に35mmを付けてよかったと思いました。さらにつらいときはポケットからさっとGRを取り出すことでほっとします。「室内の雰囲気を含めて写真を撮りたいけど、これ以上引けないよー!」というときですね。
以上が、ポートレートで使うカメラおよびレンズです。大前提に自分が持ちたいと思うカメラからレンズその他を考えています。カメラの見た目も然り。そんなにたくさんは持てないけれど、お気に入りの機材でこれからも大切にポートレートを撮っていきます。