めざまし占い生活6日目:さそり座8位 トマト・ジュース・パーティ
今日は8位だ。偏差値でいうと47くらいだろうか。
この文章を打ち始めたときにちょうど停電があった。復旧に1時間半もかかる特大のやつだ。まったくツイてない。停電だけに。
1行目「友人の急な頼み事」は結局無かった。占いとは誰にでも当てはまるような事をのらりくらりと言って、信用を得るものだと思っていたが、これは結構ピンポイントな指摘だ。結果的には外れたわけだけれど、このファイティング・スタイルには敬礼だ。
さて、ラッキーポイントは「トマトジュース」。僕はトマト・ジュースが嫌いだ。あれはジュースではない。冷えトマト汁だ。幼い頃に文面に騙されて一口飲んだら盛大に吐いた。トラウマだ。
いや、juiceが「果汁」を意味するので、言葉としては合っているのかもしれない。だけど誰が野菜の果汁なんて飲みたがるんだ?これが許されるのであれば、ブロッコリー・ジュースなんてのもあり得るし、ダイコン・ジュースだってあるかもしれない。(クックパッドに両方あった。怖い。)
弁明しておくが、僕はトマト自体は好きだ。居酒屋では冷やしトマトを必ず頼むし、お弁当にプチ・トマトがあると割と嬉しい。トマト・スープも好きだしトマト・ケチャップも目玉焼きにかけたりするし、モス・バーガーなんてほとんどトマト・バーガーだけど大好きだ。
でもジュースは駄目だ。馬鹿か。トマトなんて台所のシンクで塩をぶっかけてかぶりつくのが一番美味いに決まっている。
しかしこの企画を始めた時点でもう僕はめざまし占いの奴隷だ。心は殉教者だ。ラッキーポイントは僕にとって聖書でありコーランだ。戒律は厳格に守らなくてはならない。
というわけで近所のスーパーで3種類のトマト・ジュースを買ってきた。
カゴメ、伊藤園、カゴメだ。これだけあれば安泰だ。運は保証された。
ただメーカーの皆さんには本当に申し訳ないが、食指が動かない。カゴメや伊藤園の皆様に非はない。僕が悪いのだ。トマト・ジュースが嫌いならばトマト・ジュースを買うべきではないし、飲むべきではない。当たり前のことだ。でも僕はやらなければならない。
左の「カゴメトマトジュース」からいってみよう。
ぐびっ。
…トマト・ジュースだ。特有の酸味とドロっとした舌触りがトマト・ジュースそのものだ。好きな人は好きなんだろう。僕にとっては、まあ、飲めなくはない。
続いて真ん中の伊藤園「理想のトマト」。何度もいうが僕の理想のトマトは洗って塩をかければ完成する。なんでジュースにしたんだ。
ぐびっ。
…こちらのほうが酸味が少ない。あら?飲みやすい。口当たりがまろやかだ。当然進んで飲みたいわけではないが、全然飲める。給食の時間に出ても居残りさせられないで済む自身がある。最近は給食残して良いんだっけ?
さて、最後にカゴメ「濃厚リコピン」。リコピンはトマトに含まれる大事なやつだ。それくらいは知ってる。リコピンが普通のトマトの2倍らしい。体には良いのだろうが、嫌いなものに「濃厚」という言葉が冠されていたら申し訳ないが地雷の予感しかしない。
ままよ。ぐびっ。
…飲みやすい。酸味が少なくてドロッとした舌触りもなめらかな気がする。濃厚な果実感があり、それでいてトマトの風味を損なっていない。飲める。
というか立て続けに飲みすぎて舌が麻痺したのかもしれない。全然平気だ。こうして僕は幼き日のトラウマを乗り越えた。やはりラッキーポイントだったのだろうか。まだまだこの先も検証が必要である。
○今日の良いこと
・トマト・ジュースを克服した。
・トマト・ジュースを飲んで口内炎を発見した。
○今日の悪いこと
・口内炎が気になりだした。痛い。
明日も良いことあるといいなあ。