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初心者向け財宝ロイヤル取扱説明書【ミスタルシアの英雄/HOR】
参考デッキ構築
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生成エーテル:45,650
レジェンド:11枚
デッキ概要
デッキのプランとしては7~8ターン目での決着を狙うミッドレンジデッキ。だがそこで仕留め切ることができなくても継戦能力が高く攻守両面において万能なデッキだ。
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ロイヤルらしい序盤のフォロワーから細かい打点を相手リーダーに与えていき、7ターン目以降のエンハンス7での出航の咎人・バルバロスにより1ターンで疾走7点+戦慄の海賊旗3点の10点のダメージで仕留め切る展開が王道のメインプランだ。
出航の咎人・バルバロスを含めたタイプ八獄のカード達は、財宝カード7枚をプレイか融合をする事で効果が強化されるのでデッキ構築には財宝カードを手に入れるカードが大量に採用されている。
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そしてその手に入れた財宝カードを7枚使うためのカードがこれだ。
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大海の征服者・ロジャーを進化させる事により能力がリーダーに付与され、毎ターン1枚目の財宝カードが0PPで使用可能となり、2枚目の財宝カードは相手リーダーへの2点ダメージを与えられるようになる。
財宝カード自体はただの1コストのスペルでそこまで強い効果のものではないため、このロジャーの能力がある事で財宝カードの使用枚数をコツコツと増やすことができるのだ。
そしてもう1種類の財宝カードを使う担当のカードがこちら。
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荒波の副船長はこのカードが場に出ている時に財宝カードを使う度に、ラストワードで財宝を加えるフォロワーを場に出す効果を持っているので、手札の財宝カードをフォロワーに変換できるカードとなっている。
この2種のカードの効果で強く財宝カードを7枚使い、出航の咎人・バルバロスなどの八獄カードの効果を強化することで勝利を目指すデッキとなる。
それでも相手の守りが固く出航の咎人・バルバロスのエンハンス効果だけでは勝ちきれない場合は、第2のプランでもある海賊旗バーンによる特大ダメージを狙っていこう。
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タイプ八獄のフォロワー達は先述の通り、財宝カード7枚を融合か使用できるとファンファーレ能力が強化され、手に入る財宝カードが戦慄の海賊旗へと変化する。
この戦慄の海賊旗を手札に貯め込み、潮流の砲手と一緒にプレイすることで1ターンで相手の体力を全て削り切ることも可能となるのだ。
潮流の砲手1枚と戦慄の海賊旗5枚があれば海賊旗1枚あたり4点×5枚で20点
潮流の砲手2枚と戦慄の海賊旗4枚があれば海賊旗1枚あたり5点×4枚で20点
のような形で1ターンに特大打点を相手リーダーに与えることが可能だ。
この戦慄の海賊旗を貯め込むプランの時に忘れてはいけないのが、出航の咎人・バルバロスのエンハンスではない通常時の効果だ。
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出航の咎人・バルバロスは財宝カードを7枚以上消費していればPP3回復の効果を持っているためエンハンスで使わない場合はなんと1コストでこのカードをプレイできる。
つまり1コスト5/3で、ファンファーレで戦慄の海賊旗を1枚手札に加え、
さらに融合していたならEPを消費せずに無料で進化できるカードとなるのだ。
出航の咎人・バルバロスをエンハンス7で疾走として使うのか、1コストで戦慄の海賊旗を回収するカードとして使うのか、をうまく判断するのがこのデッキを使いこなす一つのコツとなる。
まとめ
メインの出航の咎人・バルバロスでの押し込みプランと
サブの戦慄の海賊旗を溜め込んでのOTKプラン
最初はこのように簡単に捉えるとデッキを扱いやすくなるだろう。
相手のデッキの回復力などを考慮してこの2つのプランのバランスをうまく取れるかどうかが勝利の鍵だ。慣れていったらこの2つのプランだけでなくさらに豊富なプランの選択肢が取れるようになるはずだ。
大海の征服者・ロジャーの進化時能力が起動した状態での、
7ターン目の出航の咎人・バルバロス疾走7点+潮流の砲手の効果2点+戦慄の海賊旗2枚6点+大海の征服者・ロジャーの効果2点の17点は頻出パターンだ。
このパターンで終わらせられない時にどうするかが、このデッキをうまく使いこなせるかどうかの分かれ道になる。
攻守万能なデッキと言えば聞こえは良いが、裏を返せば使い手の腕が試されるデッキとなる。明確に有利不利が分かれているデッキではなく、全対面においてデッキパワーとプレイングでねじ伏せていくデッキとなる。
さまざまな状況から最適な選択肢を選ぶセンスが試されるデッキとなるのでカードゲーム力を上げたいと思う方にはピッタリのデッキだと言える。