初心者向けマナリアウィッチ取扱説明書【ミスタルシアの英雄/HOR】
参考デッキ構築
生成エーテル:19550
レジェンド:2枚
デッキ概要
後攻7ターン目先攻8ターン目目標でのワンショットOTKを狙うコンボデッキ。
上振れれば先攻7ターン目でのOTKも可能となる。
その切り札のカードがこちら。
この双姫の大魔術でバトルで場に出たマナリアフォロワーを全員復活させて疾走を付与し20点を一気に削り切るのがこのデッキのメインプランだ。
ただしこのスペルはデッキに入れるカードではなくトークンとなっているためデッキには最初から入ってはいない。
この双姫の大魔術を手札に加えるためのカードがこちらだ。
基本的には5ターン目にこのマナリアの双姫・アン&グレアを着地させ、双姫の大魔術を回収しコストを下げていき8ターン目付近でのOTKを狙う形となる。
5ターン目に20コストのカードを手札に加えてどうやって8ターン目くらいまでにコストを下げ切るのか?と思った方もいるかもしれないが、注目して欲しいのが双姫の大魔術のテキストのこの部分だ。
スペルブーストでコスト-1、マナリアカードでもコスト-1
つまり、マナリアのスペルであれば1枚のカードプレイでコストが-2されるのだ。
ただ、とはいえデッキの中のマナリアのスペルは魔術指南、マナリアパーティーの6枚しかない。
そこで登場するのがもう1枚のレジェンドカードだ。
始まりの魔術・マナリアのファンファーレ能力により全てのスペルがタイプ・マナリアを持つのである。この効果によってどのスペルを使っても双姫の大魔術のコストがぐんぐん下がっていき、後攻7ターン目や先攻8ターン目でのOTKを可能とするのだ。
OTK方法やデッキ構築の紹介
ということでOTKのコンボパーツは、
最初からデッキに入っている4種のマナリアフォロワーに加えて、魔術指南から手札に加えた大魔法の教師・ミラで5種類のマナリアフォロワーを場に出し、それを双姫の大魔術で復活させてマナリアパーティーの全体+1のバフを乗っけてぴったり20点というのがこのデッキのOTKだ。
5点+3点+3点+3点+1点=15点のフォロワー疾走打点に、
マナリアパーティーの全体バフでさらに5点という形となる。
マナリアの双姫・アン&グレアが引けない時はもうどうしようもないのだが、それ以外のカードが引けない場合は保険として魔術指南で他のフォロワーをチョイスしたり、
双華の結束でマナリアフォロワーを追加で出したりすることでフォロワーの種類数を補うこともできる。
逆に6種類以上マナリアフォロワーを出してしまうと、双姫の大魔術でマナリアの双姫・アン&グレアが復活せず打点が足りない!となってしまうことがあるので注意しよう。
またマナリアの双姫・アン&グレアが遅くなってしまっても、エンハンス7の効果で出すことでマナリアの双姫・アン&グレアを出した次のターンには一応OTKに持ち込むことは可能だ。最速でマナリアの双姫・アン&グレアがプレイできなくても負け確定というわけではないのでこのことも頭に入れておくと良いだろう。
それでは構築の話で、なぜマナリアウィッチがこのフォロワーピン刺しのこの構築になっていったかの説明に移るが、これは決してエーテル難民向けの低予算構築というわけではなく2点の大きな理由がある。
まずは同名のフォロワーを複数枚引くことに全くメリットがないのが1点目だ。マナリアの双姫・アン&グレアも始まりの魔術・マナリアも絶対に引きたいカードではあるのでたくさんデッキに入れたくなる気持ちはあるのだがどうしても2枚目、3枚目と同じカードを引いてしまうと全く強くない。どっちかしかないもダメで、どっちのカードも1枚だけ引きたいカードなのだ。双姫の大魔術で復活するフォロワーも種類で抽選となる為なおさらだ。
もう1点が双姫の大魔術のコストを下げるにあたって、マナリアフォロワーでは1しかコストが下がらないが、マナリアスペルなら1枚でコストを2下げることができる。つまり、始まりの魔術・マナリアを出した時にデッキの中身がスペルまみれであればあるほど双姫の大魔術のコストが下がりやすくなりOTKデッキとして安定するのである。
同名フォロワーを複数枚引きたくない
フォロワーよりスペルの方がコストを下げやすく安定する
の2点の理由でこのフォロワーピン刺し構築が出来上がったのである。
マナリアパーティー、フレイア、マナリアメイド・ハンナの7枚のサーチカードで、マナリアの双姫・アン&グレアや始まりの魔術・マナリアをしっかり引き込むことが可能となっている構築となっているので、見た目よりも安定した動きができる。
まとめ
デッキとしてはOTKプラン1本のデッキなのでプラン選択などでのミスは発生せず、自分のデッキを動かすという意味では扱いやすい。だが相手の動きを凌いで凌いでという守りデッキではある為相手のデッキへの理解が必要となり、安定して勝てるようになるまでは少々辛抱が必要だ。後攻7ターン目先攻8ターン目が目標とは言ったが、対面次第ではもっとロングゲームをできるようにプランを変える必要もある。
そしてこのデッキには天敵が存在している。
それがマガチヨエルフだ。
このマナリアウィッチの弱点は変身だ。
マガチヨエルフには反転する翼が標準搭載されており、マナリアフォロワーを変身させられてしまうことで双姫の大魔術で復活できなくなってしまう。
さらにはこのカードだ。
シャインクリスタリア・リリィはファンファーレ能力で疾走で顔を殴ってくるフォロワーの攻撃力を-2する能力を持っている為、マナリアのOTKは5体の疾走フォロワーで殴るデッキのため-10点分ダメージをカットされてしまう。さらには進化時に相手フォロワーを変身させる能力もあり、まさに対マナリア必殺兵器だ。
このシャインクリスタリア・リリィをひたすらバウンスされるだけでほぼ勝ち目がないので、はっきり言ってマガチヨエルフ対面は諦めよう。
「マガチヨエルフに勝てない〜どうしよ〜」となって、構築をいじり始めると全ての対面に勝てなくなっていくので、はっきり言ってマガチヨエルフ対面は諦めよう。
マガチヨエルフというデッキも非常に難しいデッキの為、ランクマッチでの遭遇頻度もそんなに高くはないはず。それ以外のデッキにしっかり勝てるようにプレイングを磨こう。
また、費用が格安な為ミラーマッチも多く発生する可能性が高い。
このミラーマッチでも反転する翼での変身のさせ合いが発生し、比較的ロングゲームになりがちなので最初からその想定でゲームを進めよう。
基本的にはTier1の結晶ビショップ、財宝ロイヤル、回復ビショップ、進化ネメシスなどと比べると一歩パワーが低いので押し負ける展開もあるかもしれないが、マナリアウィッチも十分戦えるパワーは持ったデッキだ。
OTKデッキらしくどれだけ自分のライフが削られようが、先に相手のライフを0にすれば勝ち!の精神で上手いこと戦っていこう。