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初心者向けゴーストネクロ取扱説明書【ミスタルシアの英雄/HOR】

参考デッキレシピ

生成コスト:54500
レジェンド枚数:13枚

デッキ概要

ゴーストネクロは序盤のアグロムーブ、中盤のマスカレードゴーストによる盤面形成、終盤のゴーストバニッシュによる守護貫通の特大打点と序盤中盤終盤隙がなく相手にプレッシャーをかけ続けることができるデッキだ。

6ターンで押し切れるゲームもあれば8,9ターンまで引き延ばされても仕留めきれたりなど、基本的にはアグロよりのミッドレンジデッキの印象だ。


ということでデッキのキーカードを紹介していく。
まずどのゲームレンジになってもキーカードとなるマスカレードゴーストだ。

マスカレードゴーストが場にいる限り、場を離れたゴーストは全てジャイアントゴーストに変身させることがでる。相手の顔面を殴り終わってターン終了時に消滅するゴーストが全て4/4守護のフォロワーとなるのである。

さらにマスカレードゴーストはラストワードの効果で次のターンの開始時に何故かかもう一度場に出てくる。マスカレードゴーストが場に出てきた状態から自由に6PPを使えるターンが始まるのだ。

基本的に6ターン目が終わると盤面はマスカレードゴーストジャイアントゴースト4体の盤面になっているだろう。この盤面を返しきれずにそのまま勝負が決まることも多い。

このゴーストネクロは5ターン目にマスカレードゴーストを引けているかいないかが勝負の分かれ目になることが多い。最初のマリガンから全力でマスカレードゴーストを探しにいこう。


2枚目のキーカードはレジェンドティーチャー・ルシウスだ。

このカードはニュートラルクラスのカードなのだが、何故かファンファーレでゴーストを2体出す効果を持っている。本体は3コスト3/3に必殺という高スタッツを持ち、なおかつゴーストで顔を2点殴ることができるゴーストネクロの主役級のカードだ。

このレジェンドティーチャー・ルシウスを確定サーチする為だけにフレイヤも搭載されており実質6枚体制となっている。

また進化時効果がたくさんあってややこしそうに見えるが、これは相手のクラスによって効果が変わる仕様となっている。主に使う効果はネクロマンサー/ネメシス対面のエンシェントアーティファクトを2体出す効果とビショップ/ヴァンパイア対面の相手リーダーに4ダメージの効果だ。

前者の効果は事故気味な時の盤面処理や連携稼ぎで、後者の効果はシンプルにダメージソースとして役にたつ。

特にビショップ対面の時は、進化権は全てレジェンドティーチャー・ルシウスに使う!という気概を持って良いくらいこの進化効果は重要だ。通常の進化では+2点の打点しか生み出せない所を進化権1つを4点分のダメージに変えられる為、回復力の高いビショップ対面で相手ライフを削り切るのに最も効率の良い進化権の使い方となる。

このゴーストネクロのデッキの中で、マスカレードゴーストに次ぐ二番目に強いカードと言えるだろう。


続いてのキーカードとして紹介するのがミカエルだ。

またしてもニュートラルカードだが、このカードがゴーストネクロの根幹を支えていると言っても過言ではない。

ミカエルは連携10を達成すると、自分のターンの開始時にデッキから直接召喚される。このゴーストネクロのデッキのカードは連携を稼ぎやすいカードが多く、基本的には6ターン目にはほぼ必ずと言って良いほどミカエルを直接召喚ができる。上振れれば5ターン目に直接召喚可能だ。

ゴーストネクロというデッキは、基本的に毎ターン継続して相手ライフを削っていくプランなので進化権はなるべく顔進化して打点にしたいデッキである。

つまり相手の盤面処理にできるだけ進化権を使いたくないのだ。

そこを解決してくれるのがデッキから直接召喚される突進のミカエルなのだ。このカードのおかげである程度の相手の盤面を無視して相手のライフを削る動きが可能となるのだ。

もう1枚の顔進化を強力にサポートするカードが魔炎の斬撃だ。

1コストで相手盤面とリーダーに2点を与える強力な盤面処理カードだ。

これらのカードに盤面処理を任せることで、全力で顔をぶん殴りにいけるのがこのデッキの強みだ。


最後のキーカード紹介がゲームが長引いた時にゲームを終わらせるゴーストバニッシュだ。

基本的にエンハンスでの使用がメインとなる。
効果はこのバトル中に消滅した自分のフォロワーの数の半分を相手リーダーとフォロワー全てにダメージを与えるというもので、最速の7ターン目では目安として7,8点くらいの打点が出る。もっとロングゲームになれば14点くらいまで打点が伸びる。

ただ決して20点出るほどまでは伸び切らないので、あくまでOTKという形ではなく継続的にライフを押し込んで行って最後の仕上げで使うというイメージでの使用が理想だ。1枚で仕留めきれなくても、ゴーストバニッシュを連打することで2ターンに分けて仕留め切るプランもあるので軽はずみに2コストで使わないようには心がけたい。それでも2コストで使わなければダメそうな場合は涙を流しながら投げ捨てよう。


まとめ

ゴーストネクロが他のTier1と比べて明確に違うのが、先攻後攻での勝率差だ。先攻さえ取れればどのデッキとも優位に戦えるが、後攻だと他のTier1デッキのパワーを押し返せないことも多い。ここは構築を変化させて後攻でも勝ちやすい工夫を加える余地もあるかもしれない。

ただ、とはいえ他のTier2,3のデッキ達相手であれば十分に後攻でも押し潰せるパワーを持っている。相手リーダーのライフを削りながら連携を稼ぎつつ盤面形成や引きが悪い時のアグロプランの通し方など意外と奥が深いデッキであるので触ってみて色々なプレイングを発見してみてほしい。

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