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初心者向け進化ネメシス取扱説明書【ミスタルシアの英雄/HOR】
参考デッキレシピ
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デッキ概要
このデッキの主役は混沌の終幕・シンだ。
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進化後効果でこのバトル中に進化した回数が10回以上になっていたら、
・ランダムな相手フォロワーを3体破壊
・相手リーダーに6ダメージ
・自分リーダーを6回復
・自分の手札を全て-3コスト
の能力が発動し、次のターンにはコストの下がったカードでOTKに近いダメージを相手リーダーに与えることが可能です。
そもそも進化10回なんていつできるんだ?本当に強いのか?という疑問を持つ方もいると思うが、この進化ネメシスというデッキは最速で後攻6ターン目、先攻7ターン目に10回進化を達成して混沌の終幕・シンの効果を起動可能である。
そんなこのデッキの進化回数稼ぎのキーカードが、ダブルアームレスキューだ。
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進化可能ターン以降毎ターンネメシスフォロワーを融合することで、ファンファーレで進化するプロダクトマシーンを手札に加えることができる。1PPで進化できるフォロワーを毎ターン供給可能である為、安定して進化回数を稼ぎ後攻7ターン目や先攻8ターン目までには混沌の終幕・シンを起動させることが可能なのだ。
とはいえ、毎ターンネメシスフォロワーを融合してしまうと手札がすぐに枯渇してしまう。そこで相性の良いカードとして採用されたのがクリーニングドールだ。
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このカードが場に出ている時に、自分のフォロワーが進化すると操り人形を1枚手札に加えることができる。この効果にはターンに1回の制限がかかっていなく進化すればするほど操り人形を手札に加えることができるのだ。
手札に加わった操り人形はもちろんネメシスフォロワーである為、ダブルアームレスキューに融合させることができる。このコンボにより手札消費クリーニングドール1枚だけで進化回数を稼ぐことができるのだ。
もう一つの進化ギミックがメカニカルドッグだ。
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メカニカルドッグはアーティファクトフォロワーを破壊した場合は進化することが可能だ。このデッキに入っているアーティファクトフォロワーは、遺物の同調からチョイスできる1コストのスピネのアーティファクトだ。
スピネのアーティファクトには、ラストワード能力でデッキ内のアーティファクトカードをサーチする効果がある為、次のメカニカルドッグを手札に加えることができさらに進化回数を稼ぐことができるのだ。
この2枚が揃えば進化可能ターンよりも前、2ターン目3ターン目から進化回数を稼ぐことができる。
進化可能ターン前に進化回数を稼ぐことができると、終幕の混沌・シンの条件達成の要求値が下がり勝率が上がりやすいと言えるだろう。
もちろんこれはあくまで上振れで、このメカニカルドッグによる上振れがなくてもデッキパワーが高く十分に戦える。なのでこの動きができなくても特に問題はない。
とはいえダブルアームレスキューのギミックか、メカニカルドッグのギミックがないと安定して進化回数が稼ぎにくい。
そこで活躍するのがフレイアだ。
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このカードは「タイプを持つフォロワー」をサーチできる為、ダブルアームレスキューかメカニカルドッグのどちらかを手札に加えることができるのだ。
デッキの根幹のギミックをサーチできるフレイアがデッキの安定感に貢献している。
打点に関しては、このデッキはかなりシンプルで、
混沌の終幕・シンが6点
ワンダードリーム・アリスの疾走が5点
颶風の天槍・グリームニルが5点(進化で+2点)
の3種しかない。
なので、基本は1枚目の混沌の終幕・シンによる手札コストを全て-3する効果で、コストが下がった上記のカードを投げつけて勝つのがメインプランだ。
ワンダードリーム・アリスは2ドロー効果を持っている為、思わずドローと進化回数稼ぎ用に使いたくなってしまうが、打点カードが足りなくなってしまう可能性がある為、できるだけ我慢して7回進化後に疾走として使用し、しっかりと打点に変換したいところだ。
相手対面の回復力にあわせて1ターンでOTKするか、2ターンに分割してダメージを与えるかはしっかり判断しよう。
序盤にこれらの温存したい打点カード3種が手札にかさばってしまった場合は、勇気の少年・カシム、解放の少女・ローザの手札入れ替えコンビが活躍する。引いてしまったミカエルをデッキに戻すのにも役割があり、序盤中盤の安定感を支えている。
まとめ
安定した序中盤の動きからの終盤の混沌の終幕・シンによる爆発的な打点が売りのデッキだ。ドローソースも豊富で安定感も高く、爽快な逆転感を味わいやすいのがこのデッキの特徴だろう。
混沌の終幕・シンの効果さえ間に合えば全ての対面を粉砕することができる。明確な不利対面がなく安定してランクマッチを戦いたいのであればぴったりのデッキと言えるだろう。