成功哲学【第2章 信念Part2】★2周目
【なぜ自己暗示が必要なのか】
人は自分に繰り返し言い聞かせることなら何でも、それが真実であってもなくても最後には信じてしまう。
これはよく知られている事実だ。
→なぜ?
私達はひとりひとり、自分の心を占領しているのを許している支配的な思考のおかげで、今の自分になっているから。
→支配的な思考=潜在意識
つまり、自分の心を支配しているのは、潜在意識、つまり支配的な思考であり、支配的な思考を支配できるのは、自己暗示のみであるから。故に、自分の心を支配しているのは、自己暗示。
ここで、真実について語っている非常に大切な言葉の出番になった。
どんな種類の感情とも混じり合う思考によって、似た種類の思考あるいは関連のある思考を惹きつける”磁石”のような力が生まれている。
【人の心の源】
さらに、思考の衝撃は脳細胞の間を流れる電子的な化学的な電流のように、何か奥深く神秘的でそれだけにまだよくわからない方法で伝わっているエネルギーの振動だ。
恐怖、貧困、病気、失敗、悲嘆の振動とそして繁栄、健康、成功、幸福の振動だ。
人の心は、この経験の立派な”宝庫”から、その心を支配しているものと響き合う振動を絶え間なく引き出している。
→つまり、人の心は
マイナス面は恐怖、貧困、病気、失敗、悲嘆
プラス面は、繁栄、健康、成功、幸福
が源となっている。
【信念を生み出すための要求】
どんなアイデア、計画あるいは目的でも、何度も考えることによって心に定着するものだ。だからこそ、私はここから数ページにわたって、あなてに次のことを要求する。
→どんな要求?
・主な目的を書き出し、それを記憶にとどめ、毎日毎日それを大きな声で繰り返す
・さらにこうした音の振動があなたの潜在意識に届くまで続けてほしい。
→ただ唱えるのではなく、音の振動が伝わるレベルでアファメーションをする
・自分が生まれ育ってきた環境、あるいは今の自分が置かれた不幸な環境の影響を思い切って排除し、あなた自身の生活を立て直すべきだ。自己暗示の原理の力を借りることで、自分の最大の弱点である自信の欠如をたくましさに変えられる。
・この原理を応用するには、前向きの考えを整理して書き出し、記憶し、そして繰り返すことによって潜在意識の中に取り込んでしまえばいい。
【自信の公式】
1.私には、人生の明確な目的でその対象としたものを達成する能力があることが分かっている。だから私は、その達成のためにあくまでも粘り強く取り組むことを自分自身に求め、今ここで、そうした行動をすると約束する。
2.私は、自分の心を支配している思考はやがて外部への物理的な行動を続けるうちに増殖する、そして次第に物理的な現実に生まれ変わる。と認識している。
したがって、私は自分の思考活動を毎日30分間、自分がなりたい人物について考え、それによって心の中にそうした人物のはっきりとした絵を描くという仕事だけに集中することにしよう。
3.私は、自己暗示の原理のおかげで、自分の心にしっかりと抱き続けているどんな願望もやがて、自分の心がそれを達成するための現実的な方法を見つけると思っている。だから、私は毎日10分、自信を育てろと自分自身に言い聞かすことに使おう。
4.私は、人生における明確な主目的の内容を具体的に書き出した。そして目的達成のための自信を十分につけるまで、決してそのための努力をやめることはない。
5.私は、富や地位というものは、真実と正義の上に築かれない限り、決して長くは続かないことをよく理解している。私には、他人の人に対する後ろ向きの行動をしても、とても成功など無理な話であることが分かっている。
6.この公式に著名し、しっかりと記憶にとどめ、毎日一度大きな声で繰り返そう。自分の思考と行動に徐々に影響を与えることによって、独立独歩の成功した人物になるという確固たる信念を持って。
この公式の背後には、これまで誰にも説明できていないある自然の法則が存在している。これはあらゆる年代の科学者を悩ませてきた。心理学者はこれを、自己暗示の法則と名付けただけで、手をこまねいている。
自信の公式=自己暗示の法則
【要求された行動】
・毎日30分間、自分がなりたい人物について考えそれによって心の中にそうした人物のはっきりとした絵を描くという仕事だけに集中する
・毎日10分間、自信を育てろと自分自身に言い聞かせる
・自信をつけるまで、努力を続ける。
これを毎日やれば自信が付く!
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