【グラッサー博士の選択理論 第1章新しい生き方】
◇この本に書かれていること
本書は、不幸なときにほとんど全ての人が自問する重要な質問に答えたものである。
すなわち、どのようにしたら、人生を自分の生きたいように自由に生きることが出来、それでいて必要な人々と仲良くすることが出来るか、という真に重要な問への答えを見出すことだ。
→どうしたら、人生が自分の生きたいように自由に生きることが出来て、周りの人たちと仲良く出来る?
という質問
◇不幸な人は何故不幸?
精神科医として、40年間の経験を通して、不幸な人は全て同じ問題を抱えているということが明らかになった。
仲良くしたいと思っている人と仲良く出来ないのだ。
→つまり、仲良くしたいと思っている人と仲良く出来れば、不幸は解決できる?
→そもそも何故、不幸の共通は仲良くしたいと思っている人と仲良く出来ないことなの?
・・・自分だけではどうすることも出来ないから?
◇外的コントロールの前提
世間が使う外的コントロール心理学の簡単な前提
悪いことをしている人は罰せよ。そうすれば彼らは私達が正しいということをするだろう。そして報酬を与えよ。そうすれば彼らは私達が望むことをしてくれるだろう。
では、内的コントロールの前提は?
◇何故人は外的コントロールを使う?
不幸が存在し続けるのは、他人が自分の思い通りにならないときに、対応の仕方として、強制とコントロールしか思いつかない。
→何故?
→効果があるから
→もしくは、ただ知らないだけなのでは?
→もっというと、それしかないから知ろうとも思わない。
つまり、他の方法を実践すれば、幸せになれるということ?
→具体的には、何をしたら良い?
◇この本の核心
私のしようとすることは、この人と親しい関係になるか、離れることになるのか。
この基本的な質問をどのように使うか、使ったらどんなことが可能になるのか。
それが本書の核心。
→つまり、自分の行動が、目の前の人とどんな関係になるのかということを考えるとどんなことが可能になるのかがこの本の核心。
◇この本を読み進めていくにあたって、自分が問い続ける質問と仮設
・内的コントロールの前提とは?
→相手が私達にとって望むことをしてもらえるためには、まずは相手が望んでいることを自分がすること
・具体的に何を実践したら幸せになれる?
→人をコントロールするのではなく、自分をコントロールすることだけを考える