コロナ禍におけるカンムの取り組みについて
この記事では、コロナ禍におけるカンムの取り組みについて書いていきたいと思います。
「めちゃめちゃ目新しい取り組み！これはバズる！」みたいな内容じゃないのですが、カンムに興味を持っていただいた方にこういった環境下でどういった判断をしていく会社なのかを知っていただけるような記事になればな〜と思って書いています。
前提
カンムは3月末から直近の緊急事態宣言が解除がされた5月26日までの間、全社的に在宅勤務を必須としていました。（やむを得ない出社は許可制）
在宅勤務が長期化する見通しが立ったタイミングで社内に在宅勤務についてのヒアリングを実施し、回答の内容をいくつかの課題に分類しました。「会社としてはこれは解決しておきたいよね」と課題を設定したあとは、課題に取り組む方針（何に重きを置くのか）を決めて施策を検討し、推進したというまあ基本的な流れです。
ちなみに取り組みの方針をざっくり言うと「少人数の会社なので1人が心身を崩してしまったときのインパクトが大きいのと、単純に一緒に働いてるひとが元気なくなるのは嫌なので、それぞれの課題には個別でもしっかり向き合いましょう」って感じで経営陣で合意しました。
ちなみにこの記事、主語はほとんどカンム社であって、全部が全部ぼくがやったってわけではないです。
保育しながらの業務をOKにした👶
前の記事でも書いたのですが、保育園に登園の規制がかかったので
・子どもを見ながら仕事してOK
・突発的な育児関連の休憩も報告は不要
ということにしました。「保育時間を1.5時間までOKにしようか」みたいな案もあったんですが、1.5時間じゃ足らないし「1.5時間内に育児を納めなきゃ…！」と精神的に逼迫しそうだねってことでやめました。
また働く時間のスライドも検討した（実際に個人で試してみた）のですが、日中は保育して、子どもが寝てる時間（主に夜）に仕事して…ってこれいつ寝るの？ってなったのでこれもやめました。
あと社長から公式に社内アナウンスしてもらえたのも「子育て家庭はこんな感じで働くのね」って認識が全社的に揃うので、あれはよかったな〜と思った。
子どもを育てながらの仕事、率直にほんとうに大変で「もうむり〜〜〜」って何度口に出したかわからないくらい大変でした。実際にあった話だと MTG 直前のタイミングで、子どもが風呂場から洗顔フォームを持ってきてソファと床にひねり出したあとじぶんの顔に塗りたくって目にしみて大泣きしてる、みたいなことがありました。
そのまま風呂場に駆け込んで子どもを服着せたままシャワーで落として…みたいなことをするんですけど、こういうときって慌てていて Slack で報告してる余裕がなかったりします。自分も子どもの服もびしょ濡れだしソファや床も掃除しなきゃで20〜30分くらい取られたりするので、「しばらく離席すること伝えたいんだよな…」みたいにストレスになるんですよね。
そういうときに「まあ子育て家庭はそういうこともあるからよろしく」と会社全体に前提が敷かれていることで、自分はだいぶ精神的に楽をさせてもらったな〜と思っています。
在宅手当を支給した 🏡
アンケートの結果をもとに、在宅勤務での業務効率の維持・向上を目的として、社員一人あたり在宅手当として20,000円支給しました。
業務効率を阻害する要因はそれぞれなので、在宅勤務の環境整備に充てたり、お子さんのおもちゃの購入に充てたり、「業務効率の向上が見込めれば用途はなんでもOK〜」としました。
ちなみに我が家の場合はすべり台になりました。
カンムの在宅手当で子どもの手離れを手に入れました。業務効率アップです。 pic.twitter.com/6ZcD3oUeYK
— 人事のかつまたさん (@shu_katsumata) May 28, 2020
社内向けのラジオをはじめた 📻
「在宅が始まってから雑談が少なくなった！つまんない！」「人と会わないので気が滅入る」といった声が複数あったので、社長が社内向けラジオ 「DJ 8maki の FM 社長室」 を始めました。エンタメ枠です。
DJ 8maki がゲストの社員1名と discord で20分話しているのをみんなが聴くという形でやってみたんですが、これがめちゃめちゃおもしろかった。単純に、知ってる人たちが話しているのを聞くのが面白いっていうのもそうだし、新入社員のひとがこのラジオを通して社員について詳しくなったりと、エンタメコンテンツとしてだけでなく実益もあったように思いました。
ラジオ放映中は discrod が湧く
振り返ってみると、在宅勤務という物理的な空間を共有しない、共通の話題が発生しづらかった環境下でも、共通の話題を増やすという特性のあるいい取り組みだったんだな〜と思った。
それは会社がやるべきなのか？みたいな角度の見方もあるかなとは思うんだけど、カンムとしては「それは課題として認識しましょ」という姿勢を取って、エンタメ施策への取り組みをしたのは個人的にはけっこう印象深かったです。
余談ですが FM 社長室がしばらく続きそうかな〜と思ったので、聴き逃した人やもう一度聴きたい人向けに過去回のアーカイブを残し始めました。
限定公開にしているので社員以外の方は視聴できないのですが、興味ある方は入社したら聴けるようになります！ぜひ！！！１１１（まだ2エピソードだけだけど）
ちなみにエンタメ枠で言えば「雑談会」という雑談したいひとを募ってかつまた謹製のガチャで4人グループを作って10分話す、みたいな取り組みもしたんですが、人が集まらなくなって1週間足らずでやめました。そんなときもアロワナ。
6月以降のカンムの働き方 🏢
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、いまだコロナの脅威は身近にあるので、引き続き在宅勤務OKにしています。
出社 or 在宅勤務は各自の判断に任されていて、「最低限この日数、この曜日は来てね」みたいなのもありません。出社する人には出社の時間もお任せしていて、満員電車を避けるタイミングで来る人もいます。（ぼくもだいたい11:00頃、週1〜2くらいの頻度で出社しています）
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また「いきなり応募とまではいかないけど、カンム興味はあるかな…」という方は、その旨を書いてエントリーいただくか、ぼく宛に Twitter DM くださいませ！
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