陰陽、五行それは世界の法則
初めまして、薬学6年のSHUです
まずはじめに、
このノートまで来てくれた心優しいみなさん、ありがとうございます😌
このノートを読むと、陰陽や五行について理解できると思うので、ぜひ最後までご覧ください
自分の自己紹介については、過去ノートを↓
陰陽って何?
陰陽と聞くと、
陰陽師(おんみょうじ)などを思い浮かべる方も多いと思います
結界を張って、呪文を唱える魔法使いみたいなイメージですね👸
陰陽というのは
「闇と光、女と男、夜と朝、などこの世界は陰と陽に二分化できる」
という思想です!
日本には仏教とともに、5~6世紀ごろに入ってきて伝わったといわれています
上の画像が有名ですね
とてもシンプルな思想ゆえに、
波動を表している
という人もいて奥が深い考え方になります
個人的には、この世界は波でできていると思っているので、とても同感です
グレーゾーンを陰と陽の波の中間地点と考えると納得できます
この世界は五つでできている?
昔の人がこの世界を観察して、分析したところ
この世界はどうやら、五つでできているんじゃないか?
という結論に達しました(Budda)
この世界が五つでなりたっているとしたら、皆さんは何だと思いますか??
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正解は
木・火・土・金・水
でした~
知らずに正解したひとは
もうこの世界のことがわかっている聖人かもしれません(笑)
このように、この世界のものを5つに分けて考えた思想のことを
五行論といいます!
この五行論がすごいのは、それぞれの関係性がしっかりしていて、なんとなくあってるんじゃないか?と思わされるところがあります
まず、🌲(木)をこすると→🔥(火)が生まれ→灰が土になり(土)
→土からは金属が見つかります(金)→鉱脈からは水が湧いて(水)
→木に栄養を与えます(最初に戻る)
このような木から火が生まれるといった
①親子の関係を相生(そうせい)と呼びます
次に
🌲(木)は土の養分を奪い
🔥(火)は金属を溶かし
土は水をせきとめ
金は木を傷つけ
水は火を消します
親子関係は生み出してくれますが、
孫との関係になると関与しなくなるどころか、敵になります👹
このような②孫との関係を相克と呼びます
ちょうど図の線をなぞっていくと星型になるというのも、なんか神秘的ですね↓
そしてさらにすごいのは、
他にも五行があって、それぞれが対応しているという点です!
例えば、
五臓という臓器でいえば
肝・心・脾・肺・腎という順番で
それぞれが対応しています
肝は木と対応していて、心は火と対応していて、脾は土という感じです
木から火が生まれるのと同じで、肝から心が生まれます(相生)
木は土を弱めているのと同じで、肝は脾を弱めます(相克)
他にも色々な五があるので、調べてみてください
カレンダーから見る陰陽五行
陰陽五行をもう少し深く理解するために、カレンダーを例にとって考えてみます!
実はカレンダーって陰陽五行なんです。
詳しく見ていくと、
日月(陽と陰)
火水木金土(五行)
こんな風に分けられます
月曜日はもっとも憂鬱な曜日と言われていますが、
この陽と陰が関係していますし、
それぞれ
火曜(たまった陰を発散)
→水曜(発散して、いったん落ち着く)(相克のもとに戻る)
→木曜(エネルギーをためて、より大きくなる)
→金曜(はればれした気持ちになる)(相克のもとに戻る)
→土曜(もとあった場所に帰る)
といった感じで、無理やりですが、当てはめることもできます(笑)
薬膳では五味と五性が大事
自分は薬膳について発信していくので、薬膳についても話しておきます
薬膳で大事な五はズバリ、五味と五性です!!
五味はそのまま味のことで
酸・苦・甘・辛・鹹(かん)
最後のはしょっぱいという意味です👦
五味にはそれぞれ性質があり
酸→筋肉を引き締め、水分排出を抑える(酸っぱいときの顔😖)
苦→炎症を鎮め、熱を冷ます(まあまあ落ち着けって→😤)
甘→緊張を緩める、味を中和する(安堵の表情→😅)
辛→体を温めて、発散(辛すぎてひいひい😝)
鹹→かたいものをやわらかく、排せつ(すっきり😀)
とまあ、こんな感じです
五性は一言でいうと、
体を冷ます食材なのか、体を温める食材なのかという分類です
寒涼、温熱そして平というどちらでもないものも存在します
体が冷えているときは温熱のものを、体が温まっているときは涼寒のものをとるとよいです
他にも、その食材が持つ性質や、どの臓器に効くのかということも大切ですが、今日はこの辺にしておきます
最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも長く、あなたが健康でいられますように😌