人と比べても、幸せは近づかない

今日の記事、うまいことオチがつきませんでした、と先に謝っておきます。

以前こちらの記事で、「自分のステータスがゲームのパラメータみたいに確認できたらいいのに」って書いたんですよ。

そこでふと思いついたのが、「自分自身のパラメータを決められるとして、自分が特化させてSSR（スーパースーパーレア。とても良くて強い）にするならどのパラメータだろう？」でした。
これ、人によってかなり違いが出そうで面白そうだなって。

◆体力・生命力（いわばＨＰ。病気しにくくなったり沢山働けたりする）
◆精神力（ＭＰ。物事を楽しむ気力があったりストレス耐性が上がる）
◆知力（学力・頭の良さ）
◆容貌（外見的魅力。好きな相手へのアプローチに有利になりそう）
◆家系・家柄（ただし、出自が良くても財力があるとは限らない場合も）
◆財力（不動産や個人資産含む）
◆運（宝くじに当たりやすい、良い選択ができる確率が高くなる）
◆コミュニケーション能力（友人が増えたり会社で評価されやすくなる）
◆愛情（良い恋人に出会えたり、良い家庭が持てるなど）

……などでしょうか。
ここに書ききれない細分化した要素だと「親が毒親でない」「原稿を仕上げるためにダラダラしない集中力」「仕事のノウハウを怒らずに教えてくれる上司がいること」「交通が便利で買い物がしやすく土地価が安い場所に家があること」等、人によってピンポイントに欲しい要素は分かれそうです。

私はSSRにするなら体力・生命力でしょうか。体力があれば働ける分野が広がるし、収入にも繋げられるので。
逆に「このステータスならノーマル値より少し低くてもいい要素」も違いが出そうです。どれも良いに越した事はないんですけどね。

と、ここまでの文章が以前書き留めておいたものです。
こういうステータスが高ければこれが出来そう、と述べる分にはいいかと考えて書いたのですが、改めて読み直した時に「あまりこういう話に触れるのは良くないのかも」と感じました。
実際に今現在、自分ではどうにもならない状況や環境に置かれている方もおられます。私自身にそうした意図がなくても、表現を間違えると記事を読んでくれる方を傷つけてしまいそうだな、と気づいたのです。

当然ではありますが、ネットや現実世界に存在する人々の誰ひとりをも傷つけない表現など、この世には存在しません。誰かが幸せに暮らしている様子を見て「あの人はこんなに幸せそうなのに、私はどうして……」と自己否定を強く感じてしまうパターンもあったりします。

「YouTuberにアンチコメントを送るのが趣味」　悪気なく言ってのける人に出会った実録漫画にゾッとする

こういう人もいたりします。一切接点を断って関わらないようにするのが吉な相手です。

私自身は友人達が（私の知らないジャンルの話であっても）盛り上がって楽しそうにしていれば「おぉ、楽しそうで何より」とほっこりする派です。気持ちがしょげるような出来事ももちろんあるのですが、「あの出来事のせいで創作意欲がへし折れた！　もうやだこのジャンル！！」といったネガティブ寄りのことを多数ツイッターに放流して周囲を悲しみに巻き込むよりは、だいたいいつも楽しそうにしている人間でありたいのです。

残念なことではありますが、人生の中で、どうあがいても手に入らないものもきっとあるのでしょう。人と比べて悲観するだけではなく、今持っている能力や人脈などから伸ばしていけそうなものを見つけ、一歩ずつでも前進すること。
それを怠らず継続するのが幸福への道だと信じたい。気づいたら、昔よりパラメータの数字が増えて強くなっていた、と笑顔になれますように。

他にも何か読んでみたいなと思った方は、よければこちらをどうぞ。

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