【先週紹介した7銘柄のうち、日経平均株価が▲0.8%下落も予想的中、個別株上昇的中率57%の紹介と、9/27以降の日経平均株価を解説します】
先週一週間、トレードお疲れ様でございました。
日経平均株価は一週間で251円の下落で、下落率で言えば ▲0.8% の下落でした。
とくに9/22には日経平均株価が9/17の終値30,500.05から29,639.40円まで860円も下落しました。
この下落は先週の予想通りでして、自民党総裁選の期待感の材料出尽くし、チャートの形状が下落を示唆していたということで、多くの投資家が一気に利益確定売りになびいた結果だと思います。
結局のところ、『ほとんどの投資家はチャートを見てるんだなー』、『売りのサインが出ているときはやはり売られるんだなー』というのが個人的な感想です。
9/24には日経平均株価が急反発しましたので、チャートとしては意見が2つに割れる状況だと考えられます。
1つ目はこのまま反発上昇に戻っていくパターンです。
一気に戻った買いの勢いが本物であれば、このまま再び上昇ということも十分あり得ます。
またもう1つのパターンは金曜の急上昇は一時的な反発に過ぎず、やはり下落に落ちていくというシナリオです。
こういうのは過去にもよくあるパターンですので注意が必要です。
ただ、買いの勢いが強そうな印象も受けますので、いらぬ心配かもしれません。
また自民党総裁選が9/29開票という山場を迎えます。
この結果がどうなるかが全く分からないのと、ご祝儀相場になる可能性もありますし、候補者によっては金融緩和を縮小する方向へ動く可能性もあります。
選挙次第なので、ここでは予想がむずかしいですね。
上昇、下落、いずれのパターンになるか分かりませんが、判断が難しいので注意したほうが良さそうです。
さて先週紹介した7銘柄ですが、、日経平均株価が▲0.8%という状況でしたが、7銘柄中4銘柄(57%)が上昇しました。
下落した銘柄も2つありますが、これも紹介した時点の株価がすでに高めだったのというのもあります。
下げた銘柄もまだまだ捨てたもんじゃないというのが正直な感想です。
私は基本的にはチャートに従っていれば、相場全体が大きな下落に入ってしまっても、個別株でそこそこの成績が残せると思っています。
日経平均株価はあくまでも『平均値』であって、個別株の全てが日経平均株価に連動するわけではないという事です。
読者のなかで初心者のかたでも、チャートが見れるようになってくれば危機回避ができるようになりますので、チャート分析の方法をぜひ身につけてほしいなと思っています。
さて、来週の注目株は少しお休みします。
今は日経平均株価が上昇と下落どっちに転んでもおかしくない状況です。
もし下落になってしまうとかなり厳しい展開になってきますので、様子を見たいというのが正直なところです。
株式投資をやっている人で生き残っている人が言う共通事項で、『わからない時は無理にやらない』というのがあります。
今はそういう時かもしれません。
もしかしたら、自民党総裁選が終わった翌日の木曜日の9/30くらい以降になれば、この先どうなるか分かってくるかもしれないと思っています。
今は無理をしないで、四季報で銘柄研究するのが良いかもしれません。
来週も頑張りましょう!!