心理士の妻と自分のコーチングを見直す
こんにちは、シュウです。
年末に妻と旅行に行った際の雑談ですが、なるほどなと思い思わずメモをしてしまいました。
自分の知らない領域に精通しているので、新たな視点で振り返るきっかけをくれた気がします。
今年は、これもシリーズ化なるのか?!
仲良くしていきたいと思います笑
1.話のきっかけは…
そもそも、何で妻とコーチングの話になったかというとですね。
「勝負のかかった試合で、勝負弱い」という、大きな悩みで、何でなのかな?といった会話から始まりました。
会話をしながら自分を振り返っていくと…
自分は「どうしても最後に情のようなものが出てきて、みんな出してあげたいとか、勝負に徹しきれない」ところがあります。
かと言って、勝ちたく無いわけではありません。だけど、試合中に大きな声を張り上げている他の指導者を見ていると、何となくシケてしまうところもあります。
「そこまでして勝ちたいのかな…」と思ってしまうんですよね。
この矛盾は何なのか、といったところ…
2.今までの経験、選手歴、生育歴が自分のコーチングに影響する?
トラウマまでいかないけど、自分の考え方の傾向を知ることが大切だとアドバイスされました。
「勝負してるなかシラけてしまう、感情が冷めてしまう」のは、過去の経験や体験が大きく影響していることがあるといいます。
自分でいうのもなんですが、まめで面倒見が良いんですよね…笑。
そもそも三人兄弟の長男で、小学生の頃は、妹弟のことを気にかけながら遊んでいたり、仲間外れが出ないように気にしていたりすることが多かった。
また、あえて負けるではないけど、みんなが楽しくなるように何処かで調整しながら、遊んでた記憶があります。本気で相手を打ちのめしてやろう、負かしてやろうと思ったことがほとんどなかったかな。
だから「みんな楽しめてるのかな」ってことが気になるんだと思います。
それから、小中高を振り返ると、気がつくとリーダー的なポジションになってることが多かったです。学級委員をやってみたり、副キャプテンをやってみたり…
そうそう、中学校の部活動で1年生のときに学年のリーダー的なポジション、学年キャプテンとでもいいましょうかに先生から指名されて、張り切って「こうしよう、あぁしよう」とやっていました。ところが先輩たちが引退して、自分の代の部長、キャプテンを決める際に投票して決めることになって、自分は部長にもキャプテンにも選ばれなかった。あの時、まじでサッカー自体辞めてやろうかと泣きながら帰って、母親に相談した記憶があります。
だから、高校ではそういった経験をしたくなかったので、リーダー的な役割を避けて避けていましたが、結局、先生に呼び出され「副部長を頼みたい」といわれ、引き受けることになりました。
そして、私、泳げないんですよね…笑。
泳げなくなったきっかけは2つあって、1つは幼少期に習っていたプール教室。そもそもそんなに好きではなかったにも関わらず、飛び込み台から頭から入水しろって…
名前は忘れたけど、アイツだけは絶対に許さない…笑。
それと小学校の時のプールの授業
小4くらいだったかな、クロールのテストで、当時マドンナ的でみんなに人気だった女の子がいたんだけど、その子がすげぇブサイクな顔して息継ぎしてるのをみて、息継ぎできなくなってますます泳げなくなったんだよね…
「恥をかかされた」のと、「カッコ悪いの嫌だな」と思うきっかけになりましたね…
少し脱線しながら話が進みましたが、改めて書き出してみると何となく、「勝負弱い」理由がわかるような気がしました。
❶「みんなが楽しめてるのか気になる」
→優しくなってしまう
→嫌われたくない
❷「リーダーとして張り切ったけどうまくいかなかった」
この失敗経験から…
→「こうしたい」と思っていても強く言えない
→他の意見が気になる、評価が気になる
→やるだけ無駄と何処かで思ってる
❸そもそも「カッコ悪いのが嫌い」である
→大声出してる姿がカッコいいと思えない
→カッコ悪いと感じるとテンションが下がる
自分の考え方や行動の根幹になりそうな部分が少し見えてきました。
3.じゃあ、どうすればいいのか
と自分を振り返っても、過去は変えられないのでこれで話が終わりです…
では、困ってしまいます。
妻は、3つのアドバイスを追加してくれました。
①こうなりやすくなったきっかけを知ること
②そこに引っ張られやすいと自分を理解すること
③そういう経験があればそこと心理的に距離を置くこと
この歳になるといろんな経験をしてきているので、ある程度のことは許容範囲に入ってきます。
だから、自分自身の良さ悪さをきちんと客観的に捉えておくこと、それに対する策を準備しておくことが大切になるのだと教えてもらいました。
すごく気持ちがスッキリしたのと、自分自身をより高められるヒントをもらった気がしました。
4.まとめ
サッカーのことだけ勉強するのではなく、様々な視点が必要であること、また様々な視点で見ることによって自分のコーチングがよくなる可能性を感じました。
自分にとってこの話は目から鱗だったので、他の指導者や教育関係者にも共有できたら嬉しいです。
最後に、上記にもある「恥をかく」というキーワードについても、いろいろ教えてもらったので、また別の機会に書きたいと思います。
ではまた!